赤岳鉱泉アイスキャンディと、地蔵尾根から赤岳、中岳沢へ
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2016年02月04日 (木)~2016年02月05日 (金)
- メンバー
- 天候
- 両日晴れ
- コースタイム
- 初日 美濃戸口→(180分)→赤岳鉱泉
2日目 赤岳鉱泉→(40分)→行者小屋→(70分)→地蔵の頭→(40分)→赤岳山頂→(70分)→中岳のコル→(30分)→行者小屋→(180分)→美濃戸口
- コース状況
- 例年より雪が少ない。地蔵尾根は急登続きなので、アイゼンのキックステップとピッケルを確実に効かせて慎重に。雪は柔らかいので刺さります。文三郎尾根へ下る赤岳山頂直下は少し緊張する箇所あり、不安なら鎖を躊躇することなく使って下さい。山頂付近風が強いです。
- 難易度
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感想コメント
厳冬期の八ヶ岳ですが今季は暖冬につき例年より雪が少なく、南沢では氷が露出してツルツルのスケートリンク状態。山も岩肌が出ていていやらしい感じ。なかなか歩きにくいところもありましたが、幸運にも両日快晴でとても素晴らしい展望を拝むことが出来ました。
初日はアイスキャンディ。ロープを2本張ってみんなで練習しました。苦手なムーブの基本を教わりましたが上手く出来ません!正対ばかりでパワーを浪費。すぐに疲れてしまいました。16時で終了。今夜はぬくぬくの小屋泊まり。ヒーターで濡れた手袋や靴下などを乾かすことが出来て、とってもありがたいです。待望のステーキをペロリと平らげて、気絶したかのように21時半頃就寝。朝は朝ごはんに合わせて6時起床。朝からもりもり食べて出発しました。
2日目は、地蔵尾根から赤岳、中岳を通って阿弥陀岳まで行けたらという予定でしたが、出発がのんびりだったので阿弥陀岳の山頂は踏まず中岳沢から下山になりました。地蔵尾根の急な登りは、今回靴が不調だったのもありペースが上がらずかなり苦戦。キツくてふくらはぎがちぎれるかと心配しましたが、高度が上がるにつれ背後には素晴らしい景色がどんどん広がり、山頂に着くとすっかり辛さも吹っ飛び無敵になっていました。雪山は寒いし体力的にもキツいですが、何故かまた登りたいと思ってしまうのは、やはりこの登頂した時の喜びが大きいからです。頑張って良かったなと思えます!
一緒に登ってくれた皆さんありがとうございました。赤羽くんいつも運転ありがとう。またよろしくお願いします。
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