雲ノ平を越えて・・・

投稿者: ララスクエア宇都宮店　小澤　隆蔵

日程: 2010年08月16日 (月)～2010年08月19日 (木)

メンバー: ララスクエア宇都宮店　小澤　隆蔵

天候: 午前中は晴れ/午後から曇り

コースタイム: 16日：10:30折立～14:30太郎平小屋
17日：4:00太郎平小屋～6:30薬師岳～8:50太郎平小屋～11:00薬師沢小屋～15:00雲ノ平山荘
18日：4:00雲ノ平山荘～7:30三俣山荘～9:20鷲羽岳～11:40水晶岳～12:30温泉沢ノ頭～16:00高天原山荘
19日：4:30高天原山荘～9:20薬師沢小屋～11:40太郎平小屋～14:00折立

コース状況: 全体的に木道が整備されていてロングトレイルもあまり疲れず歩ける。山小屋関係者の人力に感謝！
薬師沢小屋から雲ノ平までの急登は今回の山行最難所。明らかに辛いけど、それでも登りたくなってしまう急登。
水晶岳から温泉沢ノ頭を経由して高天原山荘に行ったのは自分一人だけだったが、赤ペンキマークもしっかりあるので浮石にさえ注意すれば問題なし。途中高天ヶ原温泉で極上の湯につかり疲れを取ってから小屋に着くことができるのもこのコースの魅力！
大東新道も赤ペンキマークがしっかり付けられている。天気が良い日は河原歩きで気持ちいいが雨の時は使用できないので要注意。

感想コメント

北アルプスは登山者も山小屋関係者も老若男女みんな活気に満ちていて、登山を始めてから気づけば１０年が経ち、良くも悪くもあちこち痛くなってきている自分にとってとても良い刺激になった。
鷲羽岳にてパンパンの８０リットルザックを背負った大学生と出会う。現在９時２０分･･･双六から？いや、槍ヶ岳から来たと言う。雲ノ平泊り？いや、烏帽子小屋まで行くと言う。自分には想像がつかない山行計画に心を躍らされてしまい、鷲羽岳から下り高天原温泉で温泉＆ビールという心と体に優しい計画を変更して水晶小屋まで同行してしまう。
聞くと、１日目：中ノ湯温泉～焼岳～西穂山荘
　　　　　２日目：西穂山荘～西穂高岳～奥穂高岳～北穂高小屋
　　　　　３日目：北穂高小屋～南岳～槍ヶ岳～槍ヶ岳山荘
　　　　　４日目：槍ヶ岳山荘～双六小屋～鷲羽岳～水晶小屋～野口五郎岳～烏帽子小屋
　　　　　５日目：烏帽子小屋～烏帽子岳～蓮華岳～針ノ木小屋
　　　　　６日目：針ノ木小屋～針ノ木岳～赤沢岳～種池山荘～爺ヶ岳～冷池山荘
　　　　　７日目：冷池山荘～鹿島槍ヶ岳～五竜岳～五竜山荘
　　　　　８日目：五竜山荘～唐松岳～鑓ヶ岳～白馬山荘
　　　　　９日目：白馬山荘～白馬岳～雪倉山～朝日岳～朝日小屋
　　　　１０日目：朝日小屋～黒岩山～親不知
とまぁおおよそこのような山行計画らしい。
若いのになのか、若いからなのか、それともその子だからなのか、よくもこんな山行計画を思いついたものである。
またどこかの山で出会い、心を踊らされることが楽しみであり、また今度は逆に心を踊らせてやりたいとも・・・