関西　花の山(41)　関西百名山・鎌ヶ岳～イワザクラ・ハルリンドウ

鎌ヶ岳（かまがたけ・1161ｍ）は関西百名山の一つで、鈴鹿の中では最もアルペン的な容姿をもった山で鈴鹿のマッターホルンと呼ばれ、人気が高いです。鈴鹿スカイラインの武平峠からが最も最短ですが、今回は花を求めて、登りに長石谷、下り長石尾根を使いました。長石谷は沢沿いに進みますが、沢登りのような
感じで何度か渡渉するものの、ほぼ沢沿いで高巻きのような感じはなく、難しくはなく、マーキングもしっかりしています。長石谷では目当てのイワザクラ・ショウジョウバカマ・イワウチワ・キランソウが見られました。長石尾根は上部はザレた道が多く、崩れている箇所もあります。その崩れている箇所にアカヤシオがあるので、道をはずして降りたくなります。こちらもマーキングがしっかりしていて、問題はありません。今日はガスがでていて、御在所岳の展望がなく、アカヤシオと御在所岳という構図が撮影できなく、残念です。長石尾根ではハルリンドウ・イワウチワ・バイカオウレン・ショウジョウバカマ・アカヤシオが見られました。アカヤシオはまだこれからという感じですが、まとまって咲いている箇所もありました。遠望ですが、雲母峰方面の尾根にもピンク色の姿がちらほら咲いていて、新緑とマッチしていい風景ですね。