塔ノ岳&丹沢山(神奈川県)
- 投稿者
- あやや(おとな女子登山部)
- 日程
- 2016年05月29日 (日)~2016年05月30日 (月)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 晴れ後雨
- コースタイム
- 1日目
大倉(30)観音茶屋(20)大倉高原山の家(8)見晴茶屋(35)駒止茶屋(20)堀山の家(50)花立山荘(20)金冷シ(20)塔ノ岳(60)丹沢山・みやま山荘泊
2日目
丹沢山(45)塔ノ岳(13)金冷シ(10)花立山荘(30)堀山の家(15)駒止茶屋(25)見晴茶屋(35)大倉
- コース状況
- ・ルートは明瞭です。
・階段が非常に多いのでストックがあると便利です。
・今回ヒルには出会いませんでしたが、対策が必要です。
・みやま山荘は事前予約が必要です。
≪お手洗い情報≫
・大倉
・ルート上の各茶屋・山荘
(※堀山の家のみ現在使用禁止。トイレチップ100円・紙は持ち帰り必須)
- 難易度
-
感想コメント
久し振りの1,000m級登山!
所用で関東に行く機会があったので、どこか行けないかと思い丹沢へ出掛けることにしました。
丹沢山は日帰りで行けなくもありませんが、のんびりしようと小屋泊に。
宿泊はごはんが美味しくてお手洗いが綺麗(←これ重要)と評判のみやま山荘へ。
前日は渋沢に泊まり、バスで約15分で大倉へ移動。
バスの本数が多いので助かります。
休日だからなのか、普段からなのか吸い寄せられるように人だかりが各方面へ登って行きます。
私は塔ノ岳方面へ。
地図は手元にあるものの、迷いようがない程ルートも明瞭で整備されています。
途中、茶屋も沢山ありびっくりしました。
六甲山でもこんなに整備はされていません。
歩いた大倉尾根は、通称「バカ尾根」と呼ばれており、これでもか!という位階段が続きます。
まずは目指す塔ノ岳までは標高差約1,200m。
登れるか不安でしたが、誰かのペースを気にする必要もなく、気ままに登ることが出来たので
思ったよりすぐに山頂に着く事が出来ました。
丁度お昼時で、山頂は老若男女で大混雑でした。
お喋り、食べる音、富士山の先が見えると一斉に歓声とシャッター音。
この繰り返しが面白い。
腹ごしらえを済ませて、丹沢山へ。
ここからは一気に人が少なくなります。
が、丹沢の魅力を強く感じることが出来る主脈歩きもここから始まります。
特に今は丹沢の代名詞でもある2つの花の季節。
一つ目はシロヤシオ。
例年5月下旬~6月下旬が最盛期だそうですが、今年は早かったようで既に地面に花が落ちていました。
しかしながら、所々にまだ健気な姿を見ることが出来ました。
色はぼんやりとした、柔らかい白で少し葉の周りが小豆色になっています。
因みにシロヤシオは敬宮愛子さまのお印なんだそうですよ。
二つ目はトウゴクミツバツツジ。
通常のツツジよりも濃いピンク色で、シロヤシオの白とのコントラストが見物です。
ツツジなんて結構どこにでもあるけど?!と思っていたのですが、尾根沿いに華やかに咲いていてとても綺麗でした。
みやま山荘には13時に一番乗り。1人でのんびり本を読んだりうたた寝したり・・・。
こういう時間も好きです。
後から来た元気なおば様グループにお茶に誘われ、世代を超えて四方山話をする。
いつの間にか30人収容のみやま山荘は満員でした。
翌朝は予報通りの雨。
本当は鍋割山か三ノ塔方面に行きたかったのですが、風がきつく無理することもないかとピストンで下山することに。
丹沢はリピーターが非常に多いそうで、実際に行ってみて納得しました。
おば様グループに沢山お勧めルートを教えてもらったので、機会があればまた訪れたいです。
関東の方は、こんな素敵な山が近くにあって少し羨ましくなりました。
≪余談≫
今回、山の日応援マスコット「ヤーマン」を連れにしました。
写真のどこかに登場しておりますので探してみて下さい(笑)
また、たまたまお話しさせて頂いた方に「これ知っていますか?」と聞いてみましたがあまり知られておらず・・・。
ヤーマン、頑張れ!!
■今回の服装
上:スキンメッシュ半袖 ウール(薄手)
下:オールシーズン用パンツ
■気温
5/29 9:30駒止茶屋(23℃)10:10堀山の家(28℃)15:45みやま山荘(25℃)
5/30 7:00花立山荘(6℃) 7:30堀山の家(12℃)
■消費水分量(5/29)1.2L
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。