ディボナ針峰南壁マディエルート

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投稿者
なみへ~(おとな女子登山部)
日程
2016年08月28日 (日)~2016年08月29日 (月)
メンバー
経験者1名
友人2名
天候
快晴
コースタイム
1日目:駐車場‐190分山小屋
2日目:山小屋‐15分‐取りつき‐クライミング12ピッチ480分‐山頂
山頂‐120分‐(懸垂含む)小屋‐120分‐駐車場
コース状況
取りつきまでは水場豊富
岩はしっかりしている、支点もあるが一部カムや長スリングで支店とる場合もあるので
カムは余裕があるとよい
難易度
Google Map
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感想コメント

ヨーロッパアルプスで一番とんがっているといわれる山
AIGILLE DIBONA エギュール ディボナ へ登ってきました。
取りつきまでの山歩き+マルチピッチクライミングのルートです。

正式には、ディボナ針峰南壁Madierルート、本場アルプスの5級の壁とのこと。
日本なら…谷川岳一の倉沢衝立岩とか、唐沢岳幕岩と同じ位の難易度だそうです。

1日目:駐車場で昼食のフランスパンや生ハムチーズを広げてランチをしてからゆっくり入山。
 トポでは3時間のハイキングとかかれていますが、実際はもう少し時間がかかるのでは?という感じ。
 日当たりが強く、暑さが核心。水場は豊富にあるので水浴びしながら登りました。
 野生のマーモットがいるみたいなので目を凝らすと出会えるかもしれません!!
 山小屋はとてもきれいで夜はコース料理のようにスープからメインディッシュ、
 デザートが順番にでてきます!
 同じテーブルの方々とシェアするものもあり日本の山小屋と同じように楽しいです!!
 山小屋スタッフは全員女性、昔からいる年配スタッフの方がオーナーなのでしょうか?
 かなり強いクライマーだそうで、このあたりの多くのルートにも名前を刻んでいるのだそうです!!
 寝室も日本と同じく2段ベットです。布団も清潔でトイレにはペーパーもあります!
 静かな山小屋でゆっくり眠ることができました^^

2日目:朝食はコーヒーとパン、持参したバナナを食べます。
 今日ディボナを登るのは私たちだけの様子で、もう1組は早朝に別のルートへでかけました。

 私とリーダー、友人2名の2パーティーにわかれて登りました。
 私は簡単なルート(右ルート)の予定でしたが、急遽このマディエルートを登る事に!
 緊張しましたが、このルートが登れたらクラックルートの自己ベストが刻める♪
(オールフォローですが・・・)とりあえず、くらいついていくのみです。
 長いルートなので、時間かけないで登るように心がけてとりくみます。
 最初の3ピッチ目くらいは、垂直で恐怖感がましましです。
 高度があがるにつれて、壁が寝てきます。ちょっとバンド歩きなどもでてきます。
 私は夢中でフォローしていたので、どこが何ピッチなのかも記憶が定かではないです。
 ただ、このディボナを4人で独占していたのは確かです^^

 核心ピッチは、6ピッチ目あたり…プチハングの乗越があったところでしょうか。。。
 とりあえず、疲れそうな場所なので直前でレストしていっきにのりこみました。
 山頂についたころにはだいぶ時間が経過していました。
 4人で100mロープを使って3回懸垂下降しました。
 3回目の懸垂は、トポにはのっていませんが降りた方が早そうだったので降りてみました。
 小屋に戻ると、小屋のオーナーさんが拍手で迎えてくれました^^
「がんばったわね~ あなたたちのデイボナよ~」と言っていたはず(妄想)
 記念にディボナの絵葉書をくれました^^ よくトポなどに使われている写真のものでした!

 急いで荷造りをしてヘッデンを準備して下山します。
 フランスは陽が長いので助かります。日本だったら完全に叱られてしまう時間です。
 長い長い下山、なんとか暗くなる前に下山できみんなでハイタッチしました。

 翌日は首から背中が筋肉痛でパンパンでした、翌々日も・・・。

フォトギャラリー

ディボナ

つづらおりに登っていくのです

水浴びしながら登らないと暑くて・・・

とんがりがみえてきました!

あれに登るんだ~~

山小屋は赤い窓枠、ふとん可愛い

クレマンとリコ組

2組に分かれて同じルート

クラック

おいついたので安全な場所で待機

垂直だわ

ここが山頂です

先行組は懸垂に入ります

山頂ですが・・・なにか?

懸垂おわり雪ものこっているところを下山

小屋の方たちとのひととき

ようやく記念撮影

癒しの水

もうすぐ帰れる~

向こうの山が赤い

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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