大崩山 ~紅葉求め憧れの山でテント泊~
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2016年10月24日 (月)~2016年10月25日 (火)
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 《1日目》
大崩山(上祝子)登山口==(35分)==大崩山荘==(25分)==ワク塚ルート分岐==(90分)==袖ダキ展望所==(90分)==上ワク塚基部==(25分)==りんどうの丘
《2日目》
りんどうの丘==(15分)==上ワク塚上部==(15分)==りんどうの丘==(40分)==小積ダキ==(90分)==林道分岐==(45分)==大崩山荘==(30分)==大崩山登山口
- コース状況
- 登山道は不明瞭な箇所が多く、赤テープを見失わずに確認することが大事な山です。
登山に慣れていない方は、経験者と登ることが望ましいでしょう。
一度入山したら急登の連続、岩場の連続です。
充分に体調を整えて挑戦してください。
今回、僕が挑戦したテント泊の場合、荷物の量にもよりますが50ℓクラス以上のザックを背負って行くことになると思います。
その場合、岩の間をすり抜けたり、茂る木々をかわしたりする時にザックが引っかかったりする場合があります。
ひとつひとつの動作をよく確認し、安全を確保しながら歩きましょう。
※大崩山へ向かう祝子川沿いの県道207号線は工事により日中交通規制中でした。
H28年11月14日まで 8:30~12:30 13:50~16:30
完全通行止めのようです。
日程・時間は事前に確認しておきましょう。
- 難易度
感想コメント
秋といえば紅葉。
今回は紅葉をメインに九州の登山者に大変人気のある大崩山に行ってきました。
しかし、どうせ行くのならば、今回は以前から興味があった『りんどうの丘』でのテント泊まで含め、大崩山を満喫しよう!!
前日にいそいそ準備を行い、久しぶりの大荷物を引っさげ宮崎方面へ出発。
翌朝、大崩山登山口に到着して離れた場所から岩峰を見上げると、身が引き締まる思いがします。
大きすぎる荷物を背負ったら、濃い2日間に向けて出発!
ワク塚ルート分岐までは余裕シャクシャクで進んでいったのですが…祝子川の渡渉を開始するとやはり荷物の重さがズッシリと感じるように。
その後の森の中で急登が始まると、やっぱりいつもと違う感じが…。
まぁ、普通に登山に来ても、ハードな山であることは何度も経験していたのでそりゃそうだ!っと言い聞かせながら黙々と高度を上げて行きます。
通常より2.5割増くらいの時間を使い急登を登ったところで袖ダキ展望所の絶景というご褒美が(^o^)ノ
何度見てもこの景色は見飽きません。
ゆっくり時間を使い小積ダキ・ワク塚の岩峰を満喫します。
その後、仕切り直しりんどうの丘へ向かいワク塚の裏手を進んで行きます。
しかし、そこでは小刻みなアップダウンに加え、僕の背中の荷物を引っ掛けてやろうとしているのではないか?っとまで思える程の木や岩の連続。。。
いや~…正直こんなに歩きにくかったっけ?っと思いましたが今更引けないので気をしっかり持って進みます。
上ワク塚に辿り着いた時には、自分の思っていたよりもかなりの時間を要していました。
ここで翌朝の日の出に向けて方角を再確認。
上ワク塚の上に登るのは翌朝までガマンして、りんどうの丘へ向かってテント設営&食事です。
この時点でかなり暗くなってしまいました。
ちょっと嵩張る事を辞さずに持ってきたスノーピークのほおずきを点灯。
この日、ここにテントを張っていたのは僕だけで、辺りは真っ暗でしたがほおずきはかなり明るく、食事を作ることに不自由せず、食後はコーヒーを飲みながらゆらぎモードなどを楽しみつつ夜は更けていきました。
普段の生活ではありえない時間に就寝し、翌日に備えます。
2日目、5時起床で軽く身支度し、テントはそのままで上ワク塚の頂上へ。
だんだん周りが明るくなってきて、ご来光の時間に。
残念ながら少し雲が掛かっていましたが、小積ダキの向こうからキレイな朝日を見れました。
太陽が出て、真っ暗だった森が明るくなって行くのがすごくて感動。
しかも今現在、大崩山には僕しかいないであろうと思うと感慨深い(・ω・)ノ
1時間ほどその場に滞在し、りんどうの丘に戻った時にはいつもの大崩山でした。
テントを撤収して、小積ダキの岩峰へ移動。
ここでも景色を満喫して、大崩山の景色を可能な限り見ておきます。
後は下山なのですが、テン泊の荷物にここで一番苦しめられました。
大崩山はどこから登っても必ず急登があり、下山はそこが急な下りになるわけで…メチャクチャ降りにくい。。。
必要以上に慎重にならざるを得ず、大崩山荘に着く頃にはクタクタでした_(._.)_
それでも大崩山を満喫する計画は大成功といった感じでした。
また訪れたくなる…それが大崩山ですね!!
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。