屋久島0to0 3日目宮之浦岳
- 投稿者
- つじまい(おとな女子登山部)
- 日程
- 2016年11月29日 (火)~2016年12月02日 (金)
- メンバー
- つじまい
- 天候
- 雨のち晴れ
- コースタイム
- 山行7時間2分
06:11出発
新高塚小屋→(96分)→平石→(31分)→焼野三叉路→(24分)→宮之浦岳→(31分)→栗生岳→(66分)→投石の岩屋→(30分)→黒味岳分かれ→(30分)→黒味岳→(27分)→黒味岳分かれ→(13分)→花之江河→(8分)→小花之江河→(66分)→淀川小屋
13:39到着
- コース状況
- トイレ 新高塚小屋 淀川小屋
※ペーパー必要
- 難易度
感想コメント
この日は、四日間のうち唯一悪天候が予想され、最高峰の宮之浦岳を含む稜線を歩く日。
宮之浦岳は、標高2000mに満たない山ですが、その厳しい気象条件により1700mあたりから森林限界をこえてしまいます。
夜はかなり雨が降っており、テントはびしょびしょ。濡れた分重くなるなあ・・と気分も重く。
体力の温存だけは万全にしていこうと、朝からアルファ米を2つ食べていきました。
6時過ぎ、まだ真っ暗な森の中を出発。風と弱雨。
ガスでヘッドライトの光が散乱して、先がとても見にくい。視界は1mくらいでしょうか。
ピンクの目印も見えないので絶対に踏みあとを外さないように、慎重に歩きます。
明るくなってきたころ、第二展望台に到着。
案の定真っ白。今日はあかんかな、としょんぼりしていたら、急にガスが風で飛ばされていきました。
一瞬だけ、視界が完全に開け、またガスの中へ。
目標の宮之浦岳が見えたのが救いになり、足取りも軽く先へと進みました。
永田岳へいくことも予定していましたが、分岐ではガスだったので諦めて宮之浦岳山頂へ。
屋久島に好かれているのか、またしてもガスがどんどんと消えて行き、山頂に着いた頃には全展望が開けました。
天気予報はいい方に外れてくれました。
ここからは、天空の稜線歩き。
それはもう、素晴らしくて、ひとりじめしてしまって申し訳ない気持ちになりました。
黒味岳にも寄り道。見渡す限りの大自然に囲まれて幸せでした。
この日は、環境or登山道調査と思われるパーティ1組に会っただけ。
とてもぜいたくな1日でした。
淀川(よどごう)小屋に着いて、濡れたものを乾かしながら、周辺をお散歩。
この日は、私以外に3人の宿泊者がいました。みなさんは翌日に宮之浦岳に行かれるようです。
そして最終日(一番しんどい)にむけて、ゆっくりと休んで過ごしました。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。