厳冬期富士山(敗退)
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2017年01月25日 (水)~2017年01月25日 (水)
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 太郎坊洞門ー(240)ー6合目ー(180)ー標高3250m地点で敗退ー(240)ー太郎坊洞門
総行動時間:11時間30分
- コース状況
- 6合目の下あたりまでは地肌が露出してる個所も多く、地肌をつなぐか雪をつなぐかはお好みで。アイゼン装着の判断が難しいが、ぎりぎりまで頑張ろうとすると危ない。
ところどころカチカチのアイス。とはいえアイゼンの歯も2,3ミリは刺さるので、ある程度経験のあるクライマーであれば恐れるほどでもないかと。あくまで風がない場合の話だが・・・。
9合目から上部が特に危険とのことだが、到達できなかったので分からない。
- 難易度
感想コメント
いつかは登ってみたいと思っていた冬の富士山。ついにアタックすることができた。しかも快晴微風という、厳冬期にあるまじき好条件で!!
・・・しかし前夜スーパー銭湯の仮眠室で一睡もできなかったせいか、体力が持たず。ありえないほどの息切れと眠気。
歩きながら気づいたら立ったまま寝ていた・・・ということも1度や2度ではなく。挙句の果てには吹き溜まりを見つけては横たわり数分眠ってはまた歩き…ということを繰り返し、時間はどんどん過ぎていく。
山頂は目の前に見えるのに、まだ500m以上ある・・・。
こりゃ登頂できても、無事には下山できん!ということで敗退決定。
下りも長かった。
それにしても想像以上の寒さで何度も心が折れかけた。
これで風速20,30mとかだったら絶対無理。
いつかリベンジできるのだろうか。
そんな気になれるのだろうか・・・。
冬富士登山はエクスペディションです。
くれぐれも安易に挑戦しないように。
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