ニコるん珍道中 極寒の唐松岳

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
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日程
2017年10月04日 (水)~2017年10月05日 (木)
メンバー
ニコ、ライターさん、カメラマンさん
天候
曇り→晴れ
コースタイム
【1日目】八方リフト(20分乗車)八方池山荘(60分)八方池(180分)唐松岳頂上山荘

【2日目】唐松岳頂上山荘(⇔20分)唐松岳山頂 山荘(180分)五竜山荘(90分)西遠見山(40分)小遠見山(90分)テレキャビン

※撮影しながらのコースタイムです。西遠見~小遠見はダッシュしました。
コース状況
・頂上付近は冬の様相で霧氷ができています。手袋、ネックゲイター、ニット帽、ホッカイロなどあったか小物が役に立ちます。
・唐松岳頂上山荘 一泊二食9800円、営業は10月14日まで。
・五竜山荘 営業は10月14日まで。
・八方リフト8時~16時半、 片道1550円、10月29日まで。
・五竜テレキャビン 8時~16時半、片道1000円、10月29日まで運行。
・八方温泉郷の湯近くに無料トイレ付駐車場あり。そこからリフト乗り場まで10分ほど歩きます。五竜側にはゴンドラからすぐの場所に無料駐車場あり。
難易度
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感想コメント

 ニコ氏と共に来秋のグッデイリサーチの取材山行へ行ってきました!その前の週にもお隣の針ノ木周辺を秋晴れの暖かな陽気の中うろうろしてしてたので、その感覚で行ったら北アルプスは既に冬、ちょっぴり痛い目に遭ってしまいました。

 初日は曇りのせいもありましたが、山頂に近づくほど山の様子がみるみる変化していき、毎冬見るアレを早くも発見してしまったのです。そう、霧氷、むひょ~です!しかも小屋に近づくほど立派に成長し、えびのしっぽと化していました。いつの間にか呼気で髪の毛先もうっすら白~くなってびっくり。一週間違うだけで季節が一変してしまったようです。そうなってくると装備が大変心許ない。ウールは中厚手、手袋もウールやフリース地、ダウンパンツなどを持っていくべきでした。

 小屋で暖かい夕食をいただき、その日はぬくぬく眠りに就くことができたのですが、翌日の御来光スタンバイが寒すぎて辛かったです。手足はかじかみ冬山にいるよいうな感覚でしたが、ここはおとな女子の意地の見せ所、ニコ氏と励まし合いながら最高の笑顔で撮影を終えました。この日は五竜山荘まで縦走し、秋晴れの遠見尾根の紅葉をばっちり撮影。美しい紅葉に囲まれながら様々なシーンをカメラに収めまくっていると、いつの間にかロープウェイの時間が押している!まずい!ということで、小遠見までニコ氏を先頭に猛ダッシュ。アルパイン部部長はやはり噂に違わず俊足でした・・・。

 頑張った甲斐もあって最高の写真が撮れたのではないかと思います。下山するまで数々の試練がありましたが、今までで一番濃いやりがいのある撮影山行でした。来秋のグッデイをぜひお楽しみに。

フォトギャラリー

寒くても元気なニコ氏。

八方池。残念ながら白馬三山は拝めず。

丸山ケルン付近。風が冷たくなってきました。

標識にはプチえびのしっぽ。

夕食はカレー。コーンスープもおかわり自由!!

夕食後、唐松岳頂上山荘オーナーさんの安全登山講義を拝聴。

そういえば中秋の名月でした。

翌朝、装備を全て着込んでスタンバイ。

寒さを忘れる瞬間。

朝日を浴びて霧氷がキラキラ。

唐松岳モルゲンロート。

冷えた体をココアで温めます。山荘のオリジナルカップ。雷鳥がかわいらしい。

牛首。名前が怖いって。

慎重に通過。

五竜が大きくなってきました。

今回はフルークのヘルメットをお借りしました。かんわいい~。

かりんとうが止まらないニコ氏。私にも恵んでくれた。

日は出ていてもこの通り。

西遠見からの絶景。

紅葉に染まるニコ氏。影がまた美しい。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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