心の目で富士を見る 小金沢山~牛奥ノ雁ヶ腹摺山

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
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日程
2025年10月21日 (火)~2025年10月21日 (火)
メンバー
単独
天候
小雨
コースタイム
小屋平バス停(40分)天狗棚(60分)小金沢山(30分)牛奥ノ雁ヶ腹摺山(60分)黒岳(10分)白谷ノ丸(30分)湯ノ沢峠(50分)湯ノ沢峠登山口(40分)やまと天目山温泉
コース状況
○甲斐大和駅は無人駅で自販機しかありません。周辺にコンビニも無し。
○甲斐大和駅から大菩薩周辺の山々へアクセスできる上日川峠行バスが出ています。
○小屋平にはトイレはありません。湯ノ沢峠にバイオトイレと避難小屋があります。
○湯ノ沢峠から登山口までは沢沿いの薄い踏み跡を歩きます。簡単な渡渉も数回あり。テープありますがほとんど歩かれていないようです。
○天目山温泉は520円で入れます。入り口にバス停あり。最終は16:15分です。
難易度
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感想コメント

 秀麗富嶽十二景の二座、小金沢山と牛奥雁ヶ腹摺山を縦走してきました。悲しいことに小雨で富士山どころか展望は全く無し、せっかく色付き始めた高原は霞んで寒々しく一人寂しく黙々と歩いてきました。

 スタートは中央線の甲斐大和駅から。無人のこじんまりとした駅舎でした。ここから大菩薩嶺の登山口・上日川峠行きのバスに乗りますが、微妙な天気にも拘わらず車内は満席でした。終点手前の小屋平で下りるので、先頭の座席に乗って8時過ぎに駅を出発しました。
 小屋平から石丸峠までカラマツ林を登りきると稜線に出ます。頂上部には笹原が広がり、秀麗富嶽十二景の中でも開放的な稜線歩きを楽しめるコースですが、霧のような雨は一向に止まず真っ白な景色が続いているだけでした。もう少し先に進めば...もう少し時間が経てば...淡い期待を抱きつつ歩きますが全く回復の気配なし。早いこと下りて、日帰り温泉でゆっくりしようと計画し直しました。

 下山は白谷ノ丸から湯ノ沢峠へ。白谷ノ丸は大きく開けていて、展望が素晴らしいそうですが相変わらず真っ白。トイレのある湯ノ沢峠へ下り一息つきました。ここから沢沿いを歩いて車道まで出るのですが、思っていたより道は荒れており、薄い踏み跡に渡渉も数回、このまま進むのを躊躇うような暗い杉林の中を歩きました。ともすると熊に鉢合わせしそうな雰囲気の中を、いつも以上に鈴を慣らし、ストックを叩き自分を鼓舞しながら進みました。
 何とか車道に出たら後は温泉までひたすら下ります。やまと天目山温泉までは約4kmの道のり、この日は大して距離を歩いていなかったので走って向かうことにしました。早めに到着できたのでバスが来るまでの約1時間、お風呂でゆっくりと寛いで今回の旅は終了。秀麗富嶽十二景はまだ1/3しか登ってませんが、次登る時は必ず晴れた日を狙おうと思います。

【使用ウエア】
ベース▶️アイスブレーカー/オアシス150ロングスリーブ
アンダー▶️ミレー/ドライナミックメッシュ
パンツ▶️ノースフェイス/バーブライトスリムパンツ
レイン▶️ミレー/ティフォン50000ストレッチジャケット&パンツ
【使用ギア】
シューズ▶️サロモン/XA PRO 3D V9
ザック▶️カリマー/クリーブ20
熊鈴▶️ハイマウント/消音つきベアベル

フォトギャラリー

草原にポツンと印象的なコメツガの木。

小屋平バス停からスタート。

静かなカラマツの森を登ります。

ロングヘアーなサルオガセ。

稜線は笹原となり、気持ちの良い道のはずが今日は残念。

石丸峠から北に行くと大菩薩嶺です。

小金沢山は富嶽十二景の中で最も標高が高い山。

相変わらず展望なし。草紅葉に癒されます。

お馴染み長い名前の山。

縞枯地帯のようです。

広葉樹が混ざって少し明るくなってきました。

白谷ノ丸は南の展望が素晴らしいそうです。

黒岳の紅葉は見頃です。ミズナラやブナがとても鮮やか。

いつまで待っても晴れないので下山。

落ち葉で滑りまくり。

湯ノ沢峠には避難小屋があります。

向かいにはバイオトイレ。舗装道も延びています。

沢沿いを歩いて登山口へ。踏み跡あれど荒れています。

やまと天目山温泉到着。温まりました。

温井さんの絵が飾られていました。欲しい!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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