関西の雪山(38) 堂満ルンゼから登る堂満岳 

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投稿者
本田 康之
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日程
2018年02月15日 (木)~2018年02月15日 (木)
メンバー
名古屋栄店 本田康之
他2名
天候
曇り→晴れ
コースタイム
イン谷口(20分)大山口(25分)堂満ルンゼ入口(90分)堂満岳(64分)ノタリホリ(20分)堂満岳東稜入口(15分)イン谷口
コース状況
アプローチ
・マイカーはJR比良駅・イン谷口に無料駐車場があります
・公共交通機関はJR比良駅が起点ですが、この時期はバスがありません
(JR比良駅から標識はなく地図で樹下神社→北比良集落→志賀バイパス→桜のコバと歩きます)

①イン谷口周辺・林道終点に駐車スペースがありますが、イン谷口から先は雪道でした
②イン谷口上の林道終点にトイレがあります
③堂満ルンゼ入口は大山口の先、右手に堰堤がある沢で、マーキングがあります
④下部で滝のような箇所があり、ここに埋もれた残置ロープがありました
⑤支谷は細いので、谷をそのまま、道なりに詰めればいいです
⑥中間とツメ部分がやや急です
⑦ツメ部分は右の樹林帯でもそのまままっすぐ直登しても頂上に出ます
⑧堂満岳東稜は頂上直下が夏で言えばロープが垂れ下がる箇所で急坂になります
⑨東稜の稜線から右へ曲がる分岐点のみ方向注意、そこからしばらくすると沢沿いに下降しますが、雪の量により歩きにくいです
⑩沢から離れ、ノタリホリまでは樹林帯のトラバースで斜面は緩やかです
⑪ノタリホリは沿岸部の縁だけ溶けかけていました
⑫立ち寄り湯は天然温泉比良とぴあが610円(10:00~21:00 無休)
難易度
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感想コメント

堂満岳(どうまんだけ・1057m)は比良山系のほぼ中央に位置する山で、別名は近江八景の「比良の暮雪」にちなみ暮雪山。比良山地の稜線が琵琶湖寄りに張り出したところにあり、山麓や琵琶湖の対岸からよく目立ちます。
この山の冬は山頂北側の堂満ルンゼが有名で通常は第一ルンゼを登り、第三ルンゼを下降するのが通常ですが、今回は第一ルンゼから堂満岳、東稜を下降しました。
連休の後、しかもしばらく降雪がなかったのかトレースは最後まであり、第一ルンゼは単に急な雪の谷を登るに終始しましたが、トレースがなくても迷いそうな箇所もなくワカンでラッセルして終わりのような感じです。2月半ばの雪質はそろそろシャーベット気味状態でしたが、ルンゼは下から雪でべったり覆われていました。
頂上手前でガスに見舞われ、山頂からの琵琶湖の展望がなかったのが残念。
一般ルートとしては堂満岳東稜になりますが、こちらは長い尾根道。平日ですが登ってくる2組の方とすれ違いがありました。山頂直下のロープ場はすべて埋まっておりましたが、登るにあたってはここが一番の踏ん張りどころでしょう。
こちらもトレースがしっかりあり、下降ということでスムーズに進め、尾根から離れる分岐点下部の沢沿いは雪融けがあり、土道になっていました。本日のもう一つの見所のノタリホリは9割ほどの凍結具合で池の上を歩けました。

フォトギャラリー

イン谷口上の駐車場付近

大山口から見る琵琶湖

堂満ルンゼ入口の堰堤

最初は広いルンゼ

両側から尾根が迫ります

振り返ります

デブリの後

上部は急です

ツメ部分

何も見えない堂満岳山頂1057m

東稜を下ります

尾根からの分岐点

途中、琵琶湖が少し見えました

雪解けが進む沢の部分

溝のようなと登山道

でも凍っています

9割凍結のノタリホリ

ノタリホリの上を歩きました

北比良峠方面

堂満岳東稜の登山口

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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