白一色の越後白山
- 投稿者
-
るんちゃん(おとな女子登山部)
浦和パルコ店
- 日程
- 2018年02月21日 (水)~2018年02月21日 (水)
- メンバー
- 友人一名
- 天候
- 曇/晴
- コースタイム
- 慈光寺(20分)1合目(60分)3合目(70分)6合目(120分)避難小屋(75分)3合目(30分)1合目(20分)慈光寺
- コース状況
- ・6合目以降雪庇、クラックも出来てるので要注意。
・7合目あたりで2~3mほどの雪壁がいくつか出来ています。アイゼン、ピッケルがあれば越えやすいと思います。
・小屋はドアが凍って開きにくいですが利用可能です。
・駐車場のトイレは閉鎖中、慈光寺境内のトイレが利用できそうです。
- 難易度
感想コメント
ほぼ一年ぶりに冬の越後白山を登ってきました。昨年に比べ雪の量は遥かに多く、トレースもなし、山頂までラッセルしっぱなしでした。
歩き出した頃は雪がもさもさ降っていたのですが、登るにつれ雪雲の中から青空と太陽が顔を覗かせました。3合目までの急登を終え一安心した私たちは、なだらかな4合目で癒しの木漏れ日ウォーク。日に照らされた粉雪が、白い林の中キラキラと舞う様はとても幻想的でした。このまま晴れが続くといいね~なんて呑気に構えていたら、六合目あたりでいきなりクラックに足もとを掬われ一気にのほほんモードから戦闘モードに。気が付くと冬の白山名物の雪庇もばっちりできていて恐ろしい光景が広がっていました。
ラッセルもここから酷くなり、一コブ越えるのに何分も費やすことに。雪庇の踏み抜きに注意しつつラッセルを繰り返し、ようやく8合目の雪原へ。小屋はまだ見えない、もう疲れた…と諦めかけた心に飛び込んできた眼下の景色。白山から澄み渡った街並みを初めて眺めた瞬間でした。天気が味方してくれたおかげで山頂とおぼしき場所を踏み、ついでに小屋でお昼休憩も。小屋を出た後もまだ空は明るく、滑落防止の為アイゼンを履いてドキドキしながら下山。1合目まで戻った頃に再び雪が降り始めました。帰りがけに慈光寺に立ち寄り、無事下山できた感謝の気持ちを胸に、手を合わせてから帰路に着きました。
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