八ヶ岳 初めての雪山赤岳

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投稿者
長縄 諒
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日程
2019年02月17日 (日)~2019年02月19日 (火)
メンバー
長縄
好日スタッフ2名
天候
晴れのち雪
コースタイム
美濃戸口―(60分)-南沢―(240分)-行者小屋(テント泊)
文三郎尾根―(150分)-赤岳-地蔵尾根―(90分)-行者小屋-(120分)-南沢-(60分)-美濃戸口
コース状況
例年と比べ、稀にみる雪の少なさ。岩や根っこ、鎖など雪に埋もれずに出ている所が多かった。チェーンアイゼンがあると便利
気温も春のような暖かさ、山頂部のみ雪風が激しい。
難易度
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感想コメント

雪山の定番スポットの赤岳に行って来ました。
初めての雪山登山という事で同店舗スタッフのベテランの方々に誘われる形で挑戦する事になりました。

前日の店舗営業終了後、レンタカーを借りて一行は八ヶ岳に向けて出発、同深夜に美濃戸口に到着しました。
本来の計画では到着後、仮眠を取った後に出発を予定していましたが、道に迷ったことやアイスバーンによる駐車場所変更などで予定より遅れていたため、そのままの出発となりました。

あたりが暗く、ヘッドランプの明かりだけを頼りに歩く雪道は怖くも感じましたが、ところどころで出会う鹿やリスなどの野生動物たちをみると楽しくもありました。
初めての雪山登山であったのでなれない雪上歩行や重たい荷物、なにより稀にみる雪の少なさで、地面が剥き出しになっている個所が所々にあり、アイゼンを付けた状態では歩きにくく、ただでさえ足りない体力が減る一方でした。

しかし、愚痴を垂れつつも一歩一歩歩くことで目的地に付けるもので、あくる日の朝方、行者小屋テント地につきました。
1日目の天気はこれ以上ない快晴で、気温も春のように暖かい(-1度)環境でした。
そのため、昼ご飯を食べた後にそのまま赤岳に登頂しようという話が出てはいたのですが、前日より寝ていないという事、日が落ちるのが早いという事を考慮し、万が一を考えこの日は断念。
仮眠を取った後に夕食にしました。
夕食は野菜をたくさん使った鍋にしており、雪山にきてこれほどの贅沢はないと思える食事でした。
寒い所で食べる暖かいものっていいですね

2日目はあいにくの雪、前日の天気が嘘のように曇っており、気温も下がっていました。
前日よりは軽く、体力もあるとはいえ、やはり雪山登山は疲れるもので、ヒーヒー言いながら尾根を目指して歩き続けます。
尾根まで出ると風が強まってきましたが、そのまま山頂を目指します。
お昼前に山頂に到着しましたが、このあたりから風がさらに強くなり、感傷に浸る間もなく、下山を開始しました。
この下っている時が雪山の厳しさを一番に感じました。せめて昨日の天気の様であればよかったのですが、山では仕方ありませんね。

お昼ごろにはテント場に戻り、そのまま下山しました。
雪山の酸いも甘いも感じた雪山旅となりました。
次回行くときは雪がもっと積もっていると良いですね。

フォトギャラリー

クライミングで有名な大同心、小同心が見えますね

この先の樹林帯を越えれば行者小屋です

行者小屋テント場に着きました

中岳と阿弥陀岳が輝いてます

明日登る赤岳もおだやかです

仮眠前にカフェモカで一息

晩御飯は野菜たっぷりの鍋です!おいしい!

文三郎尾根の登り始めです

このように岩が雪に隠れずに出ていることがよく見られました

ある程度登った場所からの中岳、阿弥陀岳です、昨日とは違う表情を見せてくれています

あともう少しで山頂です

赤岳山頂に到着!

このあたりから雪と風が強くなってきました

樹林帯まで下りてきたあたりでやっと安心できました

北沢、南沢方面の分かれ道で間違えないよう気をつけましょう

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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