日本百名山 樹氷広がる四阿山

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2022年12月21日 (水)~2022年12月21日 (水)
メンバー
イオンモール各務原店  本田康之
他1名
天候
快晴
コースタイム
菅平牧場料金所(26分)四阿山登山口(60分)小四阿(44分)中四阿(60分)四阿山南峰(40分)中四阿(85分)四阿山登山口(18分)菅平牧場料金所
コース状況
アプローチ
・上田駅から菅平高原ダボスまで上田交通バスがあります
・車利用の方は国道406号から県道182号に入り、菅平牧場方面に進みます

①菅平牧場料金所から先は一般者通行できないので、ここで駐車(8台程度駐車可能)
②菅平牧場登山口までは舗装路で、圧雪されていてカリカリです
③菅平牧場のトイレと施設は冬季閉鎖中
④菅平牧場から右へ進むと四阿山登山口で標識があります
⑤登山口からしばらく樹林帯を進むと、一旦下って沢沿いに下り、短い橋を渡ります
⑥沢から離れ、トラバース気味に進み、尾根に取り付きますが、まだ雪が少ないので今回は笹が邪魔することもありました
⑦小四阿までくると展望が開き、この先は快適な尾根歩きです
⑧中四阿から一旦、鞍部に下った先は樹氷の世界です
⑨あずまや高原分岐の9合目付近からやや岩が露出します
⑩祠がある四阿山山頂から先に進むと三角点ピークがありますが、鎖場がある尾根でヤセ尾根のようです。
⑪立ち寄り湯は菅平プリンスホテル「きら星の湯」が500円(10:00~18:00・要問合せ)
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

四阿山(あずまやさん・2354m)は日本百名山の一つで山容が屋根の形をしているのがこの名の由来。このあたりの山では裏岩菅山に次ぐ2番手になります。
信州では四阿山、上州では吾妻山と呼ばれる。この四阿山は、根子岳、奇妙山、浦倉山とともに四阿火山と呼ぶ円状の連峰で、巨大なカルデラを囲んでいる。山頂には東に向かう上州祠と,西に向かう信州祠の2祠の境界神がまつられている。
2020年の同時期にあずまや高原から登った際はふわふわの雪で序盤に腰ラッセルで時間がかかり撤退しているので、今年は菅平牧場にルートを変更してリベンジしてきましたが、その時と比べて雪はかなり少なかったです。
昨日の寒波で道路状況が心配でしたが、菅平高原まで道路上には雪がなかったので安心してアプローチ、このあたりも前回とは大違い。国道から牧場までは雪がべったりですが、除雪されいたのでスタットレスなら全く問題なしでした。料金所からまっすぐ凍結した道を菅平牧場登山口まで進みますがここはチェーンアイゼンが活躍しそうでした。天気もよく根子岳・四阿山が正面に見えますが、樹氷が期待できそうな山並みで足が弾みます。
このルートは小四阿、中四阿とピークを越えますが、全般的になだらかで危険箇所はありません。今日はトレースがばっちりあったのでツボ足で十分の行程で、埋まることもほとんどなく、ほぼ無風の好条件とあって、申し分ありません。中四阿から先はしだいに樹氷が見られ、モンスターも成長中といった所で撮影ポイントが多数。とにかく青い空がまぶしくまさに四阿ブルーの世界でいい時に登ってきました。あずまや高原分岐を通過しましたが、こちらはノートレイスのようですが、仮に登って来たとしても30cmくらいの積雪で苦労しなかったでしょう。しかし、この分岐からなかなか山頂までがひつこい長さで、前回、無理をして登って来たとしても果てたかもしれません。
山頂からはガスの合間に嬬恋村、浅間山、妙義が見えていました。今日は十分満足したので根子岳はパスしましたが、根子岳は笹が完全には埋まらず、この時期特有の風景が楽しめたかもしれません。根子岳方面もトレースが埋まっていましたが、雪は少ないので埋まる感じはなさそうでした。
本来ならスノーシューで登れる山ですが、結局、終始、ツボ足で通しましたが、今シーズン初の雪山としてはすばらしい風景が拝めてよかったです。

フォトギャラリー

菅平牧場へまっすぐの道

菅平牧場登山口を右へ

ここから四阿山へ

小さな沢を渡ります

雪が少なく笹がまだうるさい

小四阿

浅間山が見えます

菅平高原をバックに

中四阿

樹氷で覆われた四阿山

熊笹がきれいな根子岳

樹氷

笹が埋まっていません

まだ岩が露出しています

モンスター発達中

最後のひと登り

四阿山山頂

嬬恋村方面

四阿ブルー

樹氷を楽しみながら下ります

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

イオンモール各務原店 - 登山レポート

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部