関西の雪山(40) 日本三百名山・扇ノ山

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投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2019年03月01日 (金)~2019年03月01日 (金)
メンバー
名古屋栄店 本田康之
他1名
天候
曇り
コースタイム
姫路集落除雪最終地(20分)河合谷林道終点看板(100分)姫路登山口(105分)扇ノ山(75分)姫路登山口(91分)姫路集落除雪最終地
コース状況
アプローチ
・マイカーは国道29号線八頭町富枝から県道37号で安徳の里・姫路公園に向かいます
・公共交通機関はありません

①県道37号は姫路集落の外れで除雪されず、看板前で駐車します
②ゲート前から雪があり、スノーシューが最適
③ゲートからしばらくで林道分岐点です。林道はショートカット可能区間は3箇所か
④姫路登山口からすぐ左手の急な尾根を進むか、しばらく沢沿いに進む夏道か迷うところですが、今回は沢沿いに少し進み、最初の枝沢が別れる地点から上がる小尾根を上がりました
(沢を渡る埋まった橋を通過するのに苦労します)
⑤この尾根にはマーキングがありますが、夏道ではない藪混じりの道で途中で④の尾根に合流します。
⑥枝尾根に上がると広い尾根に変わり、樹氷の世界です
⑦山頂には避難小屋があり、冬季用の梯子もあります(今回は通常でも入れる雪量です)
⑧往路下山ですが、ガスが出ると枝尾根からの下降路が見つけづらいです
⑨立ち寄り湯としては帰り道の八東町の鍛冶屋温泉が500円(火曜休・9:00~17:00)
難易度
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感想コメント

扇ノ山(おうぎのせん・1310m)は鳥取県境と兵庫県境にまたがるが、山頂は鳥取県側にある日本三百名山の一つ。なだらかな山容が扇を逆さに立てた形のように見えることから名が付いたようだが、これは広がった溶岩台地そのもので高原が広がります。
氷ノ山と共に冬季は豪雪地帯で、雪が締まり始める3月以降は歩きやすくなりますが、基本は山スキーの山として知られます。
今回は数ある登山口の中で鳥取側の姫路からが最も最短ということで選びましたが、やはり長い林道歩きから始まります。今年も暖冬、さらに昨日の雨でさらに雪の量が減ったのではないかと思いましたが、除雪最終地から雪が残り、河合谷林道終点から200mくらいの雪解け区間があったものの、基本スノーシューでないとはまって進めない状態が続きました。それでも例年に比べれば少ないのは間違いないです。
さて姫路登山口からは➀点線の尾根を進むルート、➁夏道を進むルート、➂もっと手前で1116ピークを直接目指す尾根ルートと色々ありますが、➂は雪不足で下部に雪がなさそう、➀は見上げるとかなり急坂ということで➁を選択しました。しかし➁は基本、沢沿いで苦労するのが目に見えているので、150mくらい進んだ枝沢との二股の末端から伸びるよさげな尾根を上がりました。考えることは同じなのでしょう、ここにはマーキングもありましたが、細い尾根でやや薮が邪魔をします。尾根に出る手前が急な直登でしたが、すんなり➀の尾根に合流すると広い快適な尾根に変わり、後は樹氷が散らばるきれいな光景を楽しみながら晴れ間の見えた山頂へ。山頂一帯はまだ樹氷が残り、ようやく見えた青空とのコントラストがきれいで、広大な扇ノ山の高原台地、その向こうにうっすら氷ノ山が見えていました。
同じような時期(2017年)に同じような環境の氷ノ山に比べると、雪質もあるでしょうが、扇ノ山の方が歩きづらく、疲れた印象でした。

フォトギャラリー

扇ノ山

姫路集落の最終除雪地よりスタート

釣り師が見せてくれたイワナ

長い長い林道・・・やっと扇ノ山の文字が

姫路登山口・・・冬季は最短コースです

埋まった橋をスノーシューで渡ります

この地点から尾根に上がります

上部は急登です

歩いてきた尾根です

樹氷が残ります

落ちた樹氷もきれいです

もうすぐ山頂

扇ノ山山頂避難小屋

青空と樹氷

南側の尾根と仏ノ尾・青ヶ丸

こちらは大ズッコ方面

帰りは明瞭な尾根

青空が見えたらきれいですね

扇ノ山の手前のピーク

遠くに氷ノ山と三ノ丸

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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