楽しさが詰まった岩山! 右田ヶ岳
- 投稿者
-
細内 勇輔
調布パルコ店
- 日程
- 2019年06月11日 (火)~2019年06月11日 (火)
- メンバー
- 青柳さん
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 天徳寺(30分)→石船山山頂(40分)→天徳寺ルート勝坂本ルート分岐(60分)→勝坂口分岐(30分)→勝坂尾根ルート本ルート合流(30分)→右田ヶ岳山頂(40分)→天徳寺
- コース状況
- 良好。厳しい岩場もあるので登山靴を使いましょう。
- 難易度
感想コメント
調べた限りでは詳細を知ることのできる地図はなく、また道標も極端に少ないですが、コースの分岐は標高・山のスケールにしてはとても多いです。
道迷いの心配がある方は来た道を戻る勇気を。
しかし、この迷路のような登山道も人気の理由のひとつのようで、とてもわかりずらい分岐を行くとこれまたとてもわかりずらい看板があったりします。
そそられる。。。
そして、このチャレンジコースを抜けた先がさきほどまでの登山道と合流しそうでしない場所もあります。
まさに迷路!
チャレンジコースは①~⑤まであるようですが、ぜんぜん気がつきませんでした。
地図もないので調べようがないのもまた、とてもいいです。
主要コースは3コースあり、そのなかでも本ルートと尾根ルートに分かれていたりと、ややこしいですがそれだけ楽しめる山ともいえます。
今回は天徳寺コースから登り始めました。
自然石に仏様を彫っている摩崖仏がコースに33あるようです。
スタンプラリー感覚で楽しめます。こんなところによく彫ったな~と思うものもあり、見ごたえアリです。
石船山を越え、右田ヶ岳に。山頂直下でいくつかのコースと合流します。
あっさり来れてしまったので、ここで一度下ります。勝坂コースの本ルートを使いました。
勝坂コースは本ルートと尾根ルートがあり、分岐を尾根ルートで登り返します。
天徳寺コースよりもクライミング要素が多く、高度感もより感じました。
お助けロープが何箇所かありますが、古いものやそもそも支点が脆弱なロープもあります。
できるだけ頼らないほうがいいと思います。
右田ヶ岳に通いつめてる登山者や地元の人しか知らないようなマイナーなルートもたくさんあるようで、ルートを作った人の愛称が入った呼び名もあるそうな。
山を遊び場として各々が好きなように楽しんでいるのが伝わりました。
登山道の多くが私有地で所有者が善意で土地を提供しているそうなので、こういう遊び方ができるのかもしれません。
ルールを守ってこれからも登らせていただきたいものです。
山口県で一番登られている山、毎朝山頂に集合してお茶会をしているなど、他の山ではなかなかないローカル感あふれる愛されている山です。
コースの多さ・アプローチの良さ・お手軽さ、たくさんの魅力がありますが、なによりこの山は花崗岩が露出した山容はさながらミニチュア瑞牆山のようで瑞牆大好きっことしては、三ツ星の山でした。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。