夏越の祓い、須磨アルプスで野点　リハビリ登山６２　（神戸市）

関西の東は大雨の為、一か月前から楽しみにしていた大峰源流の山行が中止になりへこんでおりましたが、考えてみれば、６月末でした。大祓いをせねばとまずは近くの神社に向かいます。
「夏越の祓」（なごしのはらえ）　神社では夕方５時頃に行われます。
先に地元の神社で「茅の輪（ちのわ）」、お参りしている神社で大祓して
本来ならば水無月とゆうお菓子で、山で野点予定でしたが
神戸のほうにはあまり水無月は売ってなくて、あきらめました。ういろう生地に小豆をのせた三角形の和菓子で夏越の祓にいただきます。厄除け・暑気払いの意味があります。昔は庶民は氷が食べれなかったのもあるそうです。

しっかり清めて、さていつもの須磨アルプスに登ります。雨の後で夕方でもちらほら登山者とすれ違います。が日曜日にしては貸し切りが期待できます。馬の背でイケメン君が着替え中でした。
気にせず馬の背のてっぺん岩で野点です。頂きものお饅頭も美味しい。岩の椅子でお抹茶いただくのが一番楽しいです。

「そっちの方向は展望いいですか？」と聞かれ
よくよく聞くと、須磨アルプスが初めてで、板宿からくると馬の背の北尾根（鎖場のあるところ）から来たそうです。東山から下ってしまったのか？
塩屋まで抜ける途中、住宅街も歩かないとあかんけど、鉄拐山は展望よいですよ～なんて少しお話いたしました。三脚と小さなカメラで動画撮影されておりました。
「なにしてんですか？」「抹茶？」って聞かれ、この岩の椅子でおやつ食べるために来てんですなど、初めて人と会話をした馬の背でした。三脚持参で動画撮影中。最近の山あるあるですね。
ここでもドローンが飛ぶのかな？？
手を振って見送ってくれ、なんだかアルプスで会った人感(笑)でした。

軽くジョギングするのと同じ程度の山行ですが、平地を走るよりはるかに楽しい近場の山行です。
来年は必ず水無月を用意して登ります。

アジサイもきれいで、最後の山つつじが雨に濡れてとても美しかったです。
梅雨の晴れ間を楽しめた山行でした。