ひとりでトコトコ山行脚 鹿嵐山(かならせやま 大分県)編

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投稿者
渡部 嘉章
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日程
2011年12月06日 (火)~
メンバー
福岡パルコ店 渡部
天候
晴れ
コースタイム
第一登山口>45分>雌岳山頂>15分>雄岳山頂>40分>地蔵峠分岐>10分>第二登山口
コース状況
非常に雰囲気のいい山です。第一登山口から登りましたが、雌岳山頂まではやや細い、やや急な登山道を延々登り続けます。そこから一度鞍部に下り一登りで景色のいい雄岳山頂です。雄岳からは「えっ?」と思うくらい急な滑りやすい地質の下りが始まります。しかも、古いトラロープがあるだけなので、よほど慎重に行かなければ、必ず痛い目を見る事になってしまいますので、ご注意を!ここを抜けると、登山道の雰囲気がガラッと変化し、岩稜歩きのような所も出てきます。ここがいわゆる「万里の長城」とよばれ、「地蔵峠の景」の呼び名で有名な奇岩奇峰の地です。景観は抜群ですよ。ここで十分にこの山の良さを堪能して下さい。あとはなだらかに下って第二登山口へ到着です。
難易度
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感想コメント

感想からいうと、この山は第二登山道から登るのがいいと思います。当然、今回のようにぐるっと周回するのが王道ですが、登山道の変化と景観を楽しみ、登りの厳しさを痛感した上で山頂に立ち、達成感と満足感と展望をを味わえば、雌岳への鞍部から中央下山道を下ってもいいと思います。とにかく、雄岳からの下りは本当に危ないと思います。危険を回避するならあの区間は下らずに登る方がいいですよ。今回は鹿にも会えたし、紅葉も中々のものでしたし、良い山行になりました。

フォトギャラリー

今年初めて「紅葉が綺麗だ」と思いました。

駐車場からちょっと歩いたところが第一登山口です。

暫くは樹林帯の中の少々細くて急な登山道を延々歩きます。

ポンっと出た雌岳山頂。ちょっと可哀相な扱いの看板が寂しい。

雄岳との鞍部にある指標。開けているので休憩をとるのもここが便利です。

少し登って山頂到着。展望も良く、色付いた山腹は中々のものでした。

写真では分かりづらいですが、ほんとにいい景色が見れました。

ちょっと下ってびっくり!ロープだけが無秩序に張られた超急な下り坂。しかも、地質が滑りやすいので、かなり慎重に下らないと絶対こけます。怪我をしないようしましょう。

下りきってホッとしていると登山道の表情が一変して岩肌が多く見える道に。また、視界が開ける度に奇峰・岩峰が現れ、素晴らしい景観でした。

気がつくと見所をあっさり越えてしまい大後悔…。あの絶好の展望箇所はどうやら「万里の長城」と言うようです。ここは地蔵峠への分岐点。

地蔵峠分岐をすぎると下山口までなだらかな下りが続きます。マムシ草の実を見ながらのんびり下って山行を終えました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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