ひとりでトコトコ山行脚 南木曽岳(長野県 1677m)編
- 投稿者
-
渡部 嘉章
グランフロント大阪店
- 日程
- 2019年10月23日 (水)~
- メンバー
- 池袋西口店 渡部
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 登山口>17分>林道終点の橋>7分>上下山道合流点>10分>喉の滝>50分>かぶと岩>50分>南木曽岳山頂>10分>山頂避難小屋>10分>見晴台>42分>上下山道合流点>7分>林道終点の橋>15分>登山口
- コース状況
- ・登山口は林道終点の駐車スペースの少し先にあり、しばらくは林道歩きになります。
・林道終点の橋から登山道になります。整備はされていますが、足場はやや悪い個所があります。
・登りでは、「鎖場」はありますが、木段や橋が整備されており、鎖を使うことは殆どありません。
・山頂は展望無し。座れるベンチあり。
・山頂の避難小屋は非常にきれいです。また、この周辺は展望が非常によく気持ちがいい!休憩適地です。
・下りは背丈の高い笹に覆われた道から始まります。足元が良くないので注意して下さい。
・展望台が2ヵ所あります。
・展望台から先の下りは非常に急なうえ、足場も悪く、木段やはしごも朽ちかけていたりするため、要注意です。ゆっくり足元に注意して下ってください。
・登山口と避難小屋にお手洗いがあります。
・登りの途中に「金明水」という水場があります。
- 難易度
感想コメント
・紅葉の状況を調査するのにどこに行こうかと考えていたら、「恵那山へ行きませんか」とお誘い。山行日は3連休の真ん中なので、前乗りすることに。で、前日の空いている日に300名山の南木曽岳に登ることにしました。
・この山も紅葉がキレイとの事。駐車場に車を止め出発。当日は2台しか止まっていない。
・登り始めは林道歩き。堰堤手前に橋があり、ここから登山道になります。さほどきつくない登りを歩いていくと、岩がごろごろした所や、倒木をくぐる箇所などがあり、結構面白いです。
・この山は周回コースになっており、上下登山道が決められています。登りは「金明水」や「喉の滝」などがあり、解説を読みながら歩いていきます。「かぶと岩」を遠望する辺りから紅葉が目立ち始め、目でも楽しめます。
・徐々に傾斜が急になってくると、木段や木のはしごなどが増えてきます。途中、鎖場が出てくるのですが、鎖はコースとは違うほうに伸びていて少し心を揺らされましたが、今回もちゃんとコースにそって歩きます。どうやら、以前は鎖が伸びる岩場を通過するコースだったようです。岩を巻いた箇所に鎖の基点がありました。
・「かぶと岩」を過ぎて少し行くと、「ポン」って感じで頂上に着きます。何かあっけない感じ。展望はないものの物静かな雰囲気で気分が落ち着きます。ここで少し休憩をとってリスタート。
・少し下ると前方が開け、視界に避難小屋が入ってきます。拓けた感じで展望ポイントもあり、きれいなトイレもありますので休憩するにはもってこいの場所!今回は御嶽山~穂高連峰、中央アルプス、南アルプスが全て見えました。頂に雪をまとった山々はとてもきれいでした。
・下山コースは足場が非常に悪いです・・・。摩利支天(第2)と第1展望台で景色を楽しんだら悪路のスタート。ぬかるんでいるとかではなく、急な下りにかかる木のはしごが結構危ないです。朽ちかけている部分があったり、間隔が狭く足が置きにくかったり・・・。踏み外したらエライことになるので慎重に下ります。
・紅葉と奇岩の展望などを楽しみながら慎重に下っていくとしっかりした木道に出ます。このすぐ下が上下山道の分岐です。ホッと一息。あとは林道に向かうのみです。
・林道に出ると一気に登山口へ。避難小屋で食べ損ねたお昼ご飯を登山口で作って遅めの昼食。あとはふもとの「あららぎ温泉」へ。いやぁ~、いい山でした!
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。