雲取山 石尾根を奥多摩駅まで

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投稿者
飯田 真仁
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日程
2019年11月15日 (金)~2019年11月16日 (土)
メンバー
単独
天候
晴れ
コースタイム
1日目 鴨沢バス停(120分)堂所(90分)七ツ石山(90分)雲取山(20分)雲取山荘
2日目 雲取山荘(40分)小雲取山(55分)七ツ石山(120分)鷹ノ巣山(90分)六ツ石山(150分)奥多摩駅
コース状況
・七ツ石山の巻き道で桟道が崩落しており、通行止めとなっていました。
・雲取山荘〜小雲取山の巻き道はややルートが分かりにくい箇所がありました。
・石尾根の高丸山の巻き道が崩落のため、通行止めでした。
・三ノ木戸山を過ぎて植林帯に入ると滑りやすい箇所があるので注意してください。
・日原方面の登山道は通行止めとなっていました。
・紅葉は1,000~1,300mくらいがきれいでした。
難易度
Google Map
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感想コメント

雲取山から奥多摩駅まで長〜い石尾根を縦走してきました!
何を隠そう、このコースは私が初めてのテント泊で歩いたことがあるのです。が、背伸びをしすぎてダメダメだった記憶しかありません。その頃の自分を呼び出して小一時間説教してやりたいことばかりです。あれからどれだけ成長したのか、それとも大して変わっていないのか?確かめるための山行でもあります。
まずは奥多摩駅からバスで登山口の鴨沢へ。紅葉シーズンのせいか、結構混んでいました。鴨沢バス停でトイレを済ませ、スタート。集落の中を緩く登っていきます。駐車場を過ぎ、本格的な登山道へ。尾根の東側をのんびり歩いていきますが、紅葉が綺麗で写真を撮りながら行くのでなかなか進みません。見覚えのある廃屋や畑?などを過ぎると堂所に到着。ここからひと上りで七ツ石山、巻き道は崩落のため通行止めとなっているので山頂を経由していきます。初めての時はザックの重さに文字通り押しつぶされそうになりながら巻き道を行きました。七ツ石山からはこれから歩く雲取山方面が見渡せます。稜線の紅葉はもう終わりのようです。
さて雲取山までもう一息。広い防火帯を登っていきます。小雲取山前面の急登を越え、避難小屋の建つ雲取山に到着!ああ、くたびれた。避難小屋は変わっていませんがトイレが新しくなっていたり、時代の流れを感じます。ふと見ると富士山が雲の中から頭だけ出しているではありませんか!おお!ついに会えましたな!
嬉しい気分で雲取山荘に下り、テント泊。3シーズンシュラフとダウンジャケット、ダウンパンツのフル装備で寒さをしのぎ、夕食のカレーライスを食べ就寝しました。

さて2日目。長い石尾根を歩きます。
まずは雲取山へ、と思いましたが「昨日登ったしな」とつぶやきつつ巻き道へ。楽をしようというわけではなく、通ったことがないので確認せねば!という探究心です!緩く登りつつ小雲取山の手前に出ます。今度は雪をかぶった富士山がはっきりと見えました。山行の無事を祈願し、奥多摩小屋、七ツ石山を越えて縦走路へ踏み出します。初めての時はアップダウンの辛さから終始巻き道を歩いてしまったので、今回は稜線を歩き通すつもりです。七ツ石山でお会いした方から最初のピーク、千本ツツジへの道は分かりにくいよ、と伺っていたので注意して歩き、無事到着。これから歩く石尾根が鷹ノ巣山まで見渡せました。
意外にえぐかったのが次のピーク、高丸山でした。上りも下りも急斜面。巻き道は通行止めという徹底ぶり。「鬼…。」とつぶやきつつこなしていきます。さらに日陰名栗峰もしんどく、鷹ノ巣山や六ツ石山の有名どころに隠れていますがなかなかに存在感のある山々でした。
鷹ノ巣山手前の避難小屋で小休止。この縦走路の盟主、鷹ノ巣山へ向かいます。振り返れば富士山、そして南アルプス!初めての時はこんな景色を楽しむゆとりがなかったのですな。もったいないことをしたものです。鷹ノ巣山頂に着けば縦走路の難所は終わり!しばらくのんびりした後、ゆるゆると下っていきます。
水根山、城山、将門馬場のピークは縦走路から少し外れているので注意が必要です。特に将門馬場は踏み跡があまり明確でなく、気を使いました。ここまで来ると朝から6時間くらい歩いています。六ツ石山に着くとさすがにくたびれました。石尾根は奥多摩駅のそばまで続いていますがここから小河内ダムへ下山することもできます。しばし逡巡しましたが結局初めての時も奥多摩駅まで歩いたので今回も行くことにします。
ここからが長い!滑りやすい植林地などありますが、ダラダラとした下りで先が見えないのが辛いところです。ようやっと羽黒三田神社につけば街の音が聞こえてきました。しばらくして舗装道路に出ると見覚えのあるお店が!そうだ!初めての時は途中で水がなくなって、ここでサイダーを買って一気飲みしたんだった!今回はまだ水が残っていたのでそっちを一気飲みしました。少しは成長したでしょうか。
三河屋麻葉の湯でお風呂に入り、帰宅しました。
久しぶりの雲取山、いいお山でした!

フォトギャラリー

鴨沢バス停でネコに出迎えられました。

おお、登山口が立派になっている!

見覚えのある畑?を通過。

最初のポイント、堂所に到着。

紅葉は1,000~1,300mくらいがきれいでした。

テント場もある七ツ石小屋。

再建された七ツ石神社。

最初のピーク、七ツ石山。

惜しまれつつ閉鎖された奥多摩小屋を通過。

山頂の避難小屋が見えました。

久しぶりの雲取山!

翌朝、雲取山荘を出発。

千本ツツジからこれから歩く稜線を望む。

立派な鷹ノ巣山避難小屋。

鷹ノ巣山への急登。

鷹ノ巣山到着!

富士山はしっかり見えていました!

最後のピーク六ツ石山!

紅葉に癒されつつ奥多摩駅を目指します。

お疲れ様でした。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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