ひとりでトコトコ山行脚 荒船山(群馬県 1423m)編
- 投稿者
-
渡部 嘉章
グランフロント大阪店
- 日程
- 2019年11月19日 (火)~
- メンバー
- 池袋西口店 渡部
- 天候
- コースタイム
- 内山峠登山口>30分>鋏岩修験道場跡>15分>一杯水>20分>避難小屋>25分>経塚山(荒船山)山頂>25分>避難小屋>30分>鋏岩修験道場跡>35分>内山峠登山口
- コース状況
- ・整備バッチリです!めちゃくちゃ歩きやすいコースでした。
・登山口、コース上にトイレ、水場はありません。
・艫岩の迫力に惹かれはしますが、覗き込むのは危険です。風が強く巻いてきたりしてバランスを崩すと転落の恐れがあります。
- 難易度
感想コメント
・本日2座目、この連続登山の一番の楽しみだった荒船山。ところが、岩櫃山から意外に距離があり、この日の3座目はあえなく諦める結果に。ただ、車での走行中に眼前に広がっていた妙義山の山容に惚れ惚れ!これが見れたのだからいいかな。
・荒船山の登山口に着いたのは想定の1時間半遅れ。コースタイムから逆算すると日没にかかってくる時間。とにかく急いでスタートです。
・登り始めると何か違和感が・・・。せり出す艫岩の迫力から、勝手に厳しい登りを想像していましたが、なんと歩きやすいなだらかなコースでしょうか。アップダウンも緩やかなのでどんどんスピードアップしてタイムを稼ぎます。
・途中で見える艫岩や妙義山方面の展望が気になります。所々、コースを外れた踏み跡をたどってみると、素晴らしい展望が広がっています。みんな気持ちは一緒なんですねぇ~。
・途中にある「一杯水」。ちょっと飲んでみたかったけどこれは無理です。早々に諦めて先に進むと岩場、鉄梯子があり、唯一の注意箇所。ここを過ぎると艫岩の展望台に着きます。
・登り切ると真っ平らな樹林帯。ちょっと不思議な感覚に陥ります。切れ落ちた艫岩の下をちょろっと見ると足が竦みます・・・。めっちゃ怖い・・・。
・トコトコ歩きながら山頂道標を探すも見当たらず。前方に避難小屋があったので、その付近にあるのかと思いましたが、やっぱり見つからず・・・。避難小屋付近で展望を楽しんで時間を見ると結構余裕があったので、その先にある経塚山に足を延ばすことにしました。
・避難小屋から延々平らな道を歩き続けると、前方に小高い場所が見えてきます。あそこが目的地かなと分かりますが、山頂部がこんなに平らなのは雲の平くらいしか思い当たらず、「天空の城 ラピュ〇」の場面が頭の中を巡ります。
・登山道を左にとって経塚山に向かいます。ジグザグの急坂を一息で登ると山頂です。期待していたほどの展望は望めませんでしたが、期待していたものがそこにはありました!「荒船山 1423m」の木の看板が!どうやら荒船山は艫岩を一端に、この山をもう一端にした総称のようです(「関東100名山」の本を読み返すと確かにそう書いてありました・・・)。
・しっかり荒船山の頂上を踏めた実感もあり、気分よく下山開始。早足で平らなコースを避難小屋まで一気に戻り、もう一度展望を楽しんでから駐車場に向かいます。
・下りは艫岩を度々振り返りながら歩きました。経塚山を踏んだので艫岩だけを見る視点ではなくなり、よくよく見ると、確かに大きな船の艫が艫岩、艦橋部が経塚山に当たることがなんとなく理解できました。本当に「船」に見立てているんだなぁと実感しました。
・時折見られる黄葉した樹木と展望を楽しみながら落日前に無事駐車場に到着!今日も充実した一日でした!
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。