海の見える伊勢の山　鵜倉高山

志摩半島の南伊勢町はリアス式の海岸美に加え、海沿いに里山がある為、海が見える低山が揃います。温暖な地域なので冬でも雪は降らず、逆に空気が澄んだ今の時期だからこそ旬になります。
鵜倉高山（うくらたかやま・497ｍ）は三重県下一の水揚げ高を誇る奈屋浦漁港の北側にあり、南伊勢町の最高峰になり、遠くから見ると槍ヶ岳のように尖っているように見えるということで南伊勢の槍と呼ばれているようです。
ここ最近、冬になると海沿いの山に登ることが多くなってきましたが、急な山が多いんです。この山もほとんど海抜0ｍに近いところから登りますが、登り一辺倒で、伯楽神社からトラバース部分を省くと、ひたすら登っています。このトラバース区間も長く感じます。トラバースが終わった後の頂上までの急坂がこたえます。
山頂から見る海の眺めは格別で太平洋はとにかく青いです。気分的にはもう少し林が刈り取られていたらはっきり見えるのにとは思いました。
帰りの急坂は滑りやすいので気をつけて行きましょう。