阿弥陀岳北稜~赤岳~地蔵尾根

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2011年12月20日 (火)~2011年12月21日 (水)
メンバー
天候
曇り、上部は荒れ模様
コースタイム
美濃戸=2h=赤岳鉱泉=40min=行者小屋
行者小屋=2h=阿弥陀岳=30min=中岳=1h=文三郎尾根分岐=30min=地蔵分岐
=30min=行者小屋=1.5h=美濃戸
コース状況
美濃戸口~美濃戸=氷結あり、普通車は要テクニック
美濃戸~小屋=トレースばっちりですが氷結あり
阿弥陀北稜=雪はまだ少なく、ブッシュや岩が露出
阿弥陀~赤岳=岩が露出
赤岳~地蔵尾根=雪はまだ少なめだが歩きやすい
(行者小屋の気温:日中-10℃前後、夜間-15度前後)
難易度
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

シーズンインした八ヶ岳を再び訪れました。

今回は、初めて冬の八ヶ岳を登るスタッフもいたため、赤岳を目指したのですが、
一泊二日で赤岳のピストンだけではちょっと簡単すぎる・・・ということで
八ヶ岳のバリエーションルートで最も簡単な阿弥陀北稜をチョイス。

今回は最初の岩場を左へエスケープ。
ルートはコンディションも良く、スピーディに行動できましたが、
山頂手前はガスが立ち込め、強風が吹き荒れており、先週の快晴とは程遠い阿弥陀岳山頂でした。

赤岳へ縦走路や文三郎尾根も、アイゼンの効く歩きやすい雪具合でしたが、
やはり高度を上げると荒れ模様で、早々に下山しました。

「入門の山」として人気の八ヶ岳ですが、「本格雪山の【登竜門】」と認識した方が良いでしょう。
強烈な風、厳しい低温、アイゼンワークの要求される岩と氷の登下降路・・・
十分なトレーニングを積んだ上での挑戦が求められます!

※2011年クリスマス週末は大荒れの予報です!山行を予定されている方は十分な注意を!※

フォトギャラリー

中岳のコルより

テント場利用手続きは赤岳鉱泉にて!小屋と共に年々デカくなっているアイスキャンディ

テンションあげていきます

My sweet home

朝一からオーバーパンツが破れ、ご立腹のご様子。

樹林帯の雪稜をガシガシ登ります。

どんよりとした阿弥陀岳

最後の核心ナイフリッジ

サンチョー!ちょっと荒れてます

お疲れでしょうか・・・目出し帽は必須装備。

風が強いのでオーバーミトンを装着します。

赤岳方面。雲の中は大荒れです。

雲の中へ・・・岩・雪・氷・風の世界

赤岳山頂!強烈な風~

シリセードでスピード下山。速度注意~雲を抜け出すと穏やかなんです。

下山!下界は晴れてました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部