尾瀬でテント泊と至仏山

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投稿者
飯田 真仁
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日程
2020年08月28日 (金)~2020年08月29日 (土)
メンバー
単独
天候
晴れのち曇り
コースタイム
一日目 鳩待峠(60分)山ノ鼻(90分)ヨッピ吊橋(30分)竜宮十字路(75分)山ノ鼻
二日目 山ノ鼻(150分)高天原(25分)至仏山(40分)小至仏山(25分)悪沢岳分岐(10分)悪沢岳(10分)悪沢分岐(70分)鳩待峠
コース状況
・尾瀬ヶ原のコースは木道、階段で整備されており歩きやすいです。山ノ鼻~至仏山〜鳩待峠コースは蛇紋岩で滑りやすいので注意が必要です。
・尾瀬ヶ原は日光を遮るものがない為、日よけは必須です。
・山ノ鼻~至仏山へは登りのみの一方通行です。蛇紋岩で危険な事と、植生保護の為、下りは禁止だそうです。
・植物研究見本園はクマの目撃があったため通行止めです。至仏山への道は素早く通ってください、とのことです。
・土日祝日とその前日がマイカー規制中のため、戸倉の駐車場に車を停め、バスやタクシーで鳩待峠へ向かいます。
・山の鼻キャンプ場は予約が必要です。15張の区画があり、私が行った時は8張でした。マスク、除菌剤を持ってきてほしいとのことでした。
・山ノ鼻地区には山小屋、水場、トイレなど充実の施設があります。
難易度
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感想コメント

 夏の終わりにテント泊で尾瀬に行ってきました!
 登山口の鳩待峠からスタート。木道がバッチリ整備され、歩きやすい!途中ミズバショウが荒らされていたり、フンが落ちていたり早速クマの気配が漂います。今年はどんぐりが不作らしく尾瀬でもクマの目撃が増えているそうです。
 わずか1時間ほどでテント場のある山ノ鼻地区に到着。テントの受付は至仏山荘で。やはりクマに注意するように言われました。
 テントを張ったら尾瀬ヶ原の散策に出発。広大な湿原の中、木道を歩いていきます。正面に燧ヶ岳!ところどころにある池塘!秋に移り変わる花々!のんびりした空間でした。この日はちびっこ達の遠足だったらしく、賑やかな声が響いていました。
 今晩の夕食はカレーライス!久しぶりのメスティン炊飯でしたが美味しく炊けました!食べ終わった後はいつもより念入りに拭き、ゴミは匂いが漏れないようにジップロックで厳重に密閉します。もちろんクマに嗅ぎつけられないようにするためです。夜中、トイレに起きた時、どこかでクマの鳴く声を聞いたように思いました。
 さて、翌日は至仏山へ向かいます。研究見本園を足早に通り過ぎ、急登に取り掛かります。やはり木道、階段で整備されていますが、ところどころ現れる蛇紋岩が曲者。黒くつやつやした岩ですがとにかく滑りやすいのです!
 慎重に歩を進め高天原へ。晴れているとじりじりと焼かれつらい!ガスが出ると涼しくて気持ちが良かったです。ひと登りで至仏山頂!しばらくぶりのテント泊装備での急登はしんどかった!平ヶ岳への稜線が見たかったのですがガスで隠されており残念。小至仏山へ向かいます。
 稜線上は森林限界をこえているため直射日光が厳しく、ペースが上がりません。いつもより水の消費も早く、炎熱飴でミネラル分も補給しつつ歩きます。小至仏山から鳩待峠への分岐を経て悪沢岳へ。何となく気になる名前の山で来てみたかったのです。登山道の途中にしか見えない地味な山頂でしたが満足。
 鳩待峠へはやはり木道、階段が充実しておりスルスルと下山。コーラを一気飲みした後、乗り合いタクシーにて駐車場に戻りました。
ひさしぶりの山、久しぶりのテント泊でしたが、なまっているものですね。でも素晴らしい山行でした!

フォトギャラリー

夏の終わりの尾瀬。

登山口の鳩待峠。売店など充実しています。

山ノ鼻へは木道で快適!

山ノ鼻のテント場。15張分の区画があります。

クマが出るので研究見本園は通行止め。

尾瀬ヶ原をぶらぶら。

池塘越しの燧ケ岳。

ヨッピ吊橋まで歩きました。

夕飯のカレーライス。食べかけですいません。

二日目。朝もやの尾瀬。

至仏山へ向かいます。

なまった体にきつい登りです。

階段、木道で整備されています。

蛇紋岩のクサリ場。

山頂はもうすぐ!

やれやれ、たどり着いた。

今度は小至仏山を目指します。

気になっていた悪沢岳。

下りもばっちり整備されています。

鳩待峠に下山!疲れた!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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