断崖絶壁蟻の塔渡り 戸隠山~それより猿が怖い、、、

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投稿者
酒井 健
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日程
2020年08月24日 (月)~
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
駐車場<60分>戸隠神社奥宮(登山口)<50分>百閒長屋<55分>八方睨<10分>山頂<45分>九頭竜山<50分>一不動避難小屋<100分>駐車場
コース状況
とにかく急な岩場が続きます。三点支持でしっかり足場をみて歩いてください。
山頂から先も滑りやすい登山道が続き、避難小屋からも鎖場が続きます。長丁場です。ペース配分を考えて計画してください。

今回一人2ℓの水を用意しましたが途中で飲み切ってしまい氷清水で補充。水場があって助かりました。
難易度
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感想コメント

戸隠連峰2山を連チャンでアタック。

今日は蟻の塔渡りで有名な戸隠山へ。

登山口は戸隠神社の奥社。ここへの参道は見事にまっすぐ。そして両側に樹齢400年を超える杉並木が並び圧巻の一言。奥社にお参りしもちろん御朱印をいただき出発。

奥社のすぐ脇が登山口。スタートからガンガン登ります。なかなかの急登が続き岩場や鎖場もあり息が上がってきます。でも楽しい。

百閒長屋を過ぎると岩壁の上にぽかんと穴が。登れるように鎖も垂れている。妻のリクエストによりクライム・オン(笑)どうやら西窟の祠というところで、祠の奥岩壁にお地蔵さまがいました。

ますます岩場が増えてきます。垂直に近い岩場が続くんです。でも楽しい。そうして有名な蟻の塔渡りに着いてみれば獣の匂い。猿が、猿の軍団がいました。私たちの登場であちこちへと逃げていきましたが、一部はじっとこちらをうかがっている、、、
目の前に現れた蟻の塔渡りはまさしく蟻のみが渡れる道。こんなに細いとこどうやって歩くの?って感じです。私は高所恐怖症、これは無理、と巻き道を選択。こちらも岩壁を下るので怖いのですが。巻いて登り返してみたらなんと猿が威嚇!めちゃくちゃ鳴いています。断崖絶壁より猿に襲われそうで怖い。猿にびっくりして足を踏み外しそうで怖い。
びくびくしながら脱出するように遠渡を抜け出し振り返ると今通ってきた絶壁。あんな所を歩いてきたとは我ながらびっくり。そしてまた猿たちが戻ってきていました。

間もなく山頂に到着。奥には明日狙う高妻山が見えました。山頂はあまり広くありませんでしたが、登山者も私たちとあと一人だけ。ここでランチタイムにしました。

ここから一不動避難小屋までは小さなピークをいっぱい越えます。つまり登ったり下りたり。右側に切れ落ちた尾根道なので踏み外しやふらつきにも注意して。下りはとても滑りやすい道が多く、ロープが設置されているところも。ロープがあるのに妻は見事に滑ってお尻にドロを付けてました。どこまで続くのか、と思われる頃ようやく避難小屋に着きます。

ここからがまたまた大変。今度は急な下り道が続きます。下りも岩場で足場が悪く水も加わり滑りやすい。なめ滝の脇を下ったり、、、渡渉も繰り返します。
ここは明日の高妻山では登ってくるルート。詳細は高妻山の登山レポートで。

ようやくついた牧場入口から駐車場までのアスファルト道が最後のダメ押しできつかったです(笑)

フォトギャラリー

登山口には危険個所の詳細な説明

戸隠神社奥宮へのまっすぐな参道

両側に見事な杉並木

ここが奥宮のすぐ下にある登山口

スタートから登る

ひたすら登る

あんなところに穴が。鎖もたれてる。妻の指示で登る(笑)

岩場は続くよどこまでも

垂直!

きました!でも猿が一番怖い

巻き道を選ぶ

またいでじりじり進む

振り返って

到着!

切れ落ちた尾根道

九頭龍山山頂

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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