東海 花の山(61) 葦毛湿原と座談山~カタクリ・シュウラン・ハルリンドウ

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投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2021年03月26日 (金)~2021年03月26日 (金)
メンバー
イオンモール各務原店 本田康之
他1名
天候
快晴
コースタイム
葦毛湿原第一駐車場(10分)葦毛湿原(13分)風越峠(26分)二川TV中継所(5分)座談山(4分)二川TV中継所(13分)一息峠(11分)葦毛湿原(10分)葦毛湿原第一駐車場
コース状況
アプローチ
・公共交通機関はJR豊橋駅より岩崎・葦毛湿原まで豊鉄バスが1時間に1本程度あります
・マイカーは国道1号東八町から県道4号多米町、標識に従い、南下します

①葦毛湿原駐車場は第一・第二があり、広々しています。第二駐車場・長尾池公園にトイレがあります。
②葦毛湿原内は遊歩道で木道が続きます
③葦毛湿原から稜線に向けて遊歩道がありますが、稜線と並行してトラバースで走る岩崎遊歩道があり、ここへ合流します。このトラバース道から上部へ派生する道が何本もありますが、これを辿ると稜線にあたります。
④葦毛湿原のパンフレットが豊橋市役所・豊橋駅の観光案内所にあります
⑤風越峠・一息峠・NHK中継所・座談山・葦毛湿原分岐にベンチがあります
➅風越峠にキスミレ・アマナの群生地、二川中継所にカタクリの群生地があり、保護されています。カタクリに関しては稜線沿いでかなり見られます。
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感想コメント

葦毛湿原(いもうしつげん)は豊橋市東部の弓張山地の山麓の斜面に広がり、東海のミニ尾瀬とも呼ばれ、愛知県天然記念物に指定されています。
神石山(かみいしやま・324m)を主峰として弓張山地南末端部は湖西連峰とも呼ばれ、豊橋自然歩道として整備されています。標高300~400mそこそこですが浜名湖を東にひかえ、眺望もいい。葦毛湿原は2018年以来ですが、復元作業で入口がだいぶ変わった感じでした。葦毛湿原の春はショウジョウバカマやハルリンドウから始まりますが、ハルリンドウが咲き始め、まだ枯れた草の中で目立ったいました。
今日はシュウランが目的でやってきましたが、まずはキスミレとアマナの群生地へ向かいます。2017年にこの群生地には一度来ていますが、湿原からあがったことがなく、なんとなく不安でしたが、案内がない数ある遊歩道からとにかく一番右側から稜線めがけて上がって行きました。岩崎遊歩道のトラバース道に合流してから、位置関係を整理しながら進むと、風越峠へばっちり出ました。
今日は風がかなり強く、画像を収めるには不向きでなんとかといった所です。アマナは旬を過ぎていましたが、キスミレは一面に春のカラーを出していて、日が当たったキスミレは鮮やかです。
稜線にでて、カタクリを観察しますが、こちらも今年は早々と咲き始めたのもあって、日当たりのよい稜線沿いは旬を過ぎた感じでしたが、白いカタクリを発見しました。このまま座談山まで進みましたが、カタクリは稜線沿いによく生えています。NHK中継所まで来ると、一面の群生ですが、座談山方面に少し下った坂道が撮影にはばっちりの下り坂。日のあたりも良くないのでまだ元気なカタクリがたくさんあり、大満足。
気温はかなり上がっていましたが、風が防風で涼しいどころか寒いくらいで春の嵐といったところです。念願のシュウランもいい状態で見つけ出して、しっかり画像に収めることができて、よかったです。このあたりは何度きてもいい山です。

フォトギャラリー

念願のシュウラン

葦毛湿原

ハルリンドウが咲いています

葦毛湿原はこれから花のシーズンを迎えます

稜線へ進みます

今年初のアマナ

キスミレも元気です

座談山へ進みます

白いカタクリ発見

よく整備されています

早くもシュウラン発見

豊橋自然歩道南部分

二川中継所に到着

カタクリ間に合いました

座談山

船形山・神石山方面

浜名湖方面

岩崎自然歩道はトラバース道です

新緑がきれいだ

長尾池の公園に戻ってきました

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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