丹沢縦走~初めて登る焼山&黍殻山

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投稿者
酒井 健
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日程
2021年09月07日 (火)~2021年09月08日 (水)
メンバー
天候
7日:曇り時々晴れ 8日:晴れ時々曇り
コースタイム
7日:焼山登山口<110分>焼山<60分>黍殻山<70分>姫次分岐<120分>蛭が岳

8日:蛭が岳<100分>丹沢山<80分>塔ノ岳<130分>三ノ塔<50分>車道へ合流
コース状況
焼山、黍殻山への登山道は湿っていてぬかるみも多く滑りやすいので注意。この時期はヒルが多く対策が必要。
蛭が岳直下、丹沢山への登山道は木道が整備されていてとても歩きやすい。
ヤビツ峠への表尾根も階段や木道が多く整備されていて歩きやすいが、一部で急なガレ場があるので慎重に。

黍殻山のさき大平分岐から大平への登山道、姫次分岐から神ノ川方面は通行止めとなっています。
難易度
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  • おとな女子登山部

感想コメント

丹沢の地図とにらめっこ。まだ行ったことのない丹沢主脈縦走をしてみました。

初日、始発電車とバスを2台乗り継いでようやく焼山登山口に到着。
大倉とは違い登山者もほとんどおらずとても静か。バス停横にヒル対策の忌避剤とポスターが。そう!!この時期、そしてこの丹沢の裏側(?)はとにかくヒルが多いのです!我々もゲイターを装着し昼下がりのジョニーをかけまくってしっかり対策。
歩き始めからジメジメとした雰囲気。木々に囲まれ鬱蒼とした登山道が続きます。湿気が多いとヒルも多い。早速目に付くヒル!ここにも、ここにも!まぁ、痛いわけではないのですが、血が止まらなくなり靴下が真っ赤になるらしいのでやはり食われたくはないですよね。ことあるごとにヒルチェックをしながら進みます。

焼山、黍殻山は展望もなく木々に囲まれてたひょっこり存在する山頂でした。特に黍殻山への登りは草が生い茂り少し歩きずらく山頂から下る道も急でとても滑りやすい。山頂をとらないまま進める巻き道もあるので、それもありかな、、という感じでした。

黍殻山のすぐ先に避難小屋があります。とても綺麗でゆっくりと休憩できるとてもありがたい場所でした。もちろんトイレもあります。

姫次の分岐、地蔵平を過ぎるまではあまり展望もなくカラマツやブナ林の中を進みます。
地蔵平を過ぎると次第に登りがキツくなりお決まり木階段が始まります。展望が開け、ひたすら続く木階段。一歩一歩、黙々と登り続け蛭ヶ岳に到着!残念ながら曇り空で展望はなし。丹沢ではなかなか天気に恵まれません、、

翌朝。キリの覆われた山頂。これじゃあ朝日も見られないね、と朝食を食べていたら突然陽の光が!!雲の隙間から太陽が覗き始めました。素敵!幻想的な朝日です。あわてて外ん飛び出して撮影。うん、いいもの見せていただきました。

丹沢山、塔ノ岳へは気持ちのいい稜線歩きが続きます。今日は展望もよく、これから歩く道を眺め、今歩いてきた道を振り返り進みます。富士山も途中雲が流れバッチリ。街や相模湾、江ノ島、はたまた横浜方面の眺めも。この道好きだなぁ。

今日は塔ノ岳から妻は初となる表尾根へ。こちらも尾根歩きなので展望が良く、特に下りは街並みや海をずーーと眺めながら進む感じです。ただ細かなアップダウンが続き、特に烏尾山荘へ一旦下り三ノ塔へまた登り返すのは少々げんなり。先が見えているだけに、ここへきてまたあそこまで登るの!?と思います。

三の塔の休憩所もとてもキレイで広く、風が冷たく感じてきた今とてもありがたい休憩場所でした。

その後はヤビツ峠まで下り本数の少ないバスを長時間待つ予定だったのですが、、、
舗装路を歩いていた時に“乗っていきます?”と神の声が!ソロ登山の方に温かいお声をかけていただきなんと秦野駅まで乗せていただいたんです。本当にありがとうございました。私たちもどこかで恩返しをしようと思いました。またどこかのお山で会えると嬉しいですね。

と、温かい優しい気持ちで終了した丹沢主脈縦走でした。

フォトギャラリー

無理だと思っていた日の出

とにかくヒルが多い

ジメっとした登山道が続きます

初 焼山山頂

初 黍殻山山頂

右端に見えるのが立派な黍殻避難小屋

そヤマホトトギスが咲いていました

木階段を黙々と、、、

晴れない山頂

翌日。横浜ランドマークタワーまで見えます!

気持ちのいい稜線歩き

富士山を姿を見せてくれました

丹沢山

塔の岳

右にちょこんと見える小屋まで下りそして奥に見える三ノ塔までまたひたすら登り返す、、、

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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