スマホde私の山フォト講座@御岳山
- 投稿者
-
るんちゃん(おとな女子登山部)
浦和パルコ店
- 日程
- 2021年11月21日 (日)~2021年11月21日 (日)
- メンバー
- 山岳写真家・塩田諭司先生
アシスタント・林さん
11名のお客様
吉野香織さん
- 天候
- 晴れ→曇→雨
- コースタイム
- ケーブルカー御岳山駅(30分)長尾平(60分)ロックガーデン(40分)長尾平(30分)御岳山駅
- コース状況
- ・ケーブルカーはSuika・Pasmo使えます。チャージも可能。
・ロックガーデンは落ち葉で滑りやすい箇所もあります。
・トイレは各ポイントにあるので安心です。ロックガーデンのトイレは手洗い場がありません。
- 難易度
感想コメント
初企画!スマートフォンを使った山写真講座、無事終了しました。高度なカメラはもっていなくても、コツを押さえれば自分のスマホで見違えるような写真が撮れる、という今までありそうでなかった講座。人数が集まるか心配でしたが、お陰様であっという間に満席となりました。
講師は『岳人』など数々の山雑誌で活躍する、山岳写真家の塩田諭司先生。現在は八ヶ岳を中心に、山の魅力とそこで働く山小屋の人々の姿を伝えています。今年の春に銀座で開催された個展で初めてお会いし、先生の写真と人柄に感銘を受けました。好日山荘でも昔、写真を拝借したり小さな講座をやってもらったご縁もあり、ぜひおとな女子登山部でも講座をお願いしたいと申し出た所、快諾いただいて今回の企画が実現。感染拡大の為、夏前に一度頓挫したものの、なんとか年内ギリギリの開催に漕ぎつけることができました。
第1回目はお店での机上講座。ここで構図などの基本を学び、第2回の今回は実際にフィールドでの撮影山行、紅葉真っ盛りの御岳山にて実施しました。赤や黄色のグラデーションが参道を彩る御岳山。色付いた木々は誰もがカメラを向けたくなる光景ですが、先生がさらに注目していたのは道端の落ち葉や石垣に張り付いた苔。よく見たらキョロキョロ周囲を注意深く観察しながら歩いていました。言われないとスルーしてしまいそうな題材にも細かく目を向け、積極的にネタを探そうとする姿勢はさすがプロ。先生が見つけた小さな秋を、生徒の皆さんが目をキラキラさせながら撮影する姿を見て、なんだかほっこりした気持ちになりました。
長尾平の眺めの良い芝生の上で早めのランチを終えたら、この日の本番、ロックガーデンへ。水の流れと紅葉をテーマに撮影をしました。三脚を駆使したり、被写体にできるだけ近付いてみたり。皆さん先ほどよりさらに真剣な眼差し。できるだけ邪魔をしないように私はそっと黒子のように見守っていました。
最後に綾広の滝まで行ってこの日の撮影は終了。普通のハイキングなら2時間かそこらで回れる場所を、2倍の時間をかけてじっくり歩きました。体力はそこまで使っていないのに長い時間集中していたので、ケーブルカーに戻ってきた頃には相当の達成感があったのではないかと思います。
今回撮った写真は来月お店で展示予定です。準備が出来次第お知らせしますので、ぜひ大勢の方にご覧いただきたいです。
参加された皆様にはドキドキの講評会が待っていますが、まずは大変お疲れ様でした。これを機にまた新たな山の楽しみが広がれば、とても嬉しく思います。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。