快晴の黒岳北稜
- 投稿者
- 小山田 隆博
- 日程
- 2021年12月11日 (土)~2021年12月12日 (日)
- メンバー
- 小山田他2名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 11日
黒岳リフト終点(1時間)C1:1780m肩付近
12日
C1(1時間)北稜取り付き(5時間30分)黒岳頂上(20分)C1(1時間)ロープウエイ
- コース状況
- 積雪は全体的に少なめ。
北稜取り付きまでのアプローチは薮をこぐが上手くルートを取ればテンバから1時間ほど。
北稜自体は極端に難しいところはないが雪の付き具合や雪質により難易度は変わってくる。
ランニングはブッシュで取ることが多いが、小さい番号のカムやトライカムが有効。ハーケン類も入れやすい。残置もところどころ有り。
テントサイトまではスノーシューとスキーで別れましたが、スノーシューでも下山も含めてさほど時間はかかりませんでした。スキーはその方の力量次第?
- 難易度
感想コメント
秋からずっと天気に恵まれていなかったのですがようやく天気に恵まれて気持ちの良い登攀ができました。
黒岳北稜は全7ピッチ。難しいところは少ないですが、雪質やラッセル稜により難易度も変わりルートファインディング能力やリードの力も試されるクラシックルートです。
初日は軟弱に?ロープウエイにリフトまで使い1780mの肩にC1を作りました。風の当たらないテントサイトで楽チンでとても快適!
二日目、天気予報はやや悪かったのですが終日穏やかな天気。北稜までの取り付きは雪が少ないとややルートを探しにくいかもしれません。1時間ほどで取り付きに至り登攀開始。今回は4人なのでいかにスムーズにできるか、スピードが重要。今回はリードをすべてさせていただきましたが、3ピッチ目のトラバース箇所があるピッチが雪の付きが悪いこともありやや緊張しました。後続は力量あるメンバーでスムーズにピッチをこなし予定より少し早い13時前にトップアウト。登攀中は素晴らしい天気でしたが、頂上にたったあたりから風が強くなり、テント撤収あたりからは上部はガスと強風に巻かれていました。ロープウェイ駅にも余裕持って到着し、下山となりました。層雲峡で温泉に浸かり体を温めてから気持ちよく帰路につきました。
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