雪が少ない西穂高・ピラミッドピーク

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投稿者
本田 康之
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日程
2022年04月13日 (水)~2022年04月13日 (水)
メンバー
イオンモール各務原店 本田康之
他1名
天候
晴れ
コースタイム
新穂高温泉駅8:30⇒西穂高口駅8:55
西穂高口(50分)西穂山荘(18分)丸山(63分)独標(30分)ピラミッドピーク(10分)7峰(8分)ピラミッドピーク(100分)西穂山荘(38分)西穂高口
西穂高口駅15:45⇒新穂高温泉駅16:10
コース状況
アプローチ
・公共交通機関は新穂高温泉までJR高山駅より路線バスになります
・マイカーは国道471号栃尾から県道475号で新穂高温泉へ

①新穂高温泉駐車場はこの時期はP5第三駐車場が無料、P4第二駐車場が6時間500円
②新穂高センターにトイレ・新穂高登山指導センター(計画所提出場所)があります
③新穂高ロープウェイは所要25分、4月~11月は上り始発8:30、下り最終16:45
④西穂山荘までは最後まで雪道で、しっかりトレースがあります
⑤西穂山荘で14時まで軽食可能、自動販売機もあります
⑥丸山山頂付近で雪がなくなり地肌が見えます
⑦丸山からしばらく右側のハイマツ帯に雪、左側が夏道ですが、雪道ははまります
⑧独標手前に岩場があり、本日は全く雪なしで夏の鎖場が上部にあります
⑨独標~ピラミッドピークは各ピークからの下りは雪と岩のミックス、鞍部は痩せ尾根の雪道で、アイゼン必携。雪道歩行時はグサグサでははまります
⑩7峰までは雪道で、7峰直下で鎖場トラバースは雪はありません
⑪新穂高温泉の立ち寄り湯は中崎山荘が900円(9:00~18:00、不定休)。他に深山荘、ホテル穂高などでも入浴可能です
難易度
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感想コメント

西穂高岳(にしほだかだけ・2908m)は穂高連峰では最南端で唯一3000mを切るが、花の百名山ながら独標と西穂高岳主峰の間に大小合わせて11個のピークが連なり、なかなか荒々しい山。年中運行の新穂高ロープウェイと年中営業の西穂山荘があるため、アプローチも近く、年中にぎあいます。
冬の間に登る予定を何度かあったものの天候が悪く、結局、春山になってしまいましたが、今日は天候がもちそうだということで登ってきました。本日の上り始発は8:30で、最終下りは16:30ですが、15:45には乗る必要があるので7時間の持ち時間がありますので、独標先は行けるところまでの予定。平日ということで始発は4パーティーほど、当然ながら西穂高口駅から既に雪がまだまだあり、私以外はアイゼン装着。西穂山荘まではトレースを外さなければしっかりした道ができていて、景色を見ながら沈まず快適に進み、一番乗り。ここ何日か天候がよく、雪は熔けてしまい真っ黒の稜線が見えます。丸山から見て、雪の上を歩くのか夏道を行くのかわからず、とりあえずここで私もアイゼンを装着しましたが、雪の上は埋まりまくって、結局、アイゼンなしで夏道を進んだ方が賢明だった。この先の独標手前の岩場にも雪がなく、完全にアイゼントレーニーングになってしまった。西穂山荘まではアイゼンが欲しくても、丸山~独標まではアイゼンが不要だったような今日の状況ですが、アイゼンを装着して歩くとなると嫌な感じしか残りません。
独標で11:30ということで微妙な時間、この先が核心部ということで登山道を観察するとここまでと違って中途半端に残雪があり、近くて遠い西穂高山頂。パートナー用にロープを持ってきたものの、ホールドもしっかりしていてクライムダウンで行けそうな感じなので先行して足の置き位置を確認しながら進んでもらう。雪の着き方からして独標からの下り、ヤセ尾根、次のピークの下りが最も嫌な感じ、その先は岩場のアイゼントレーニングが続きます。手で持つホールドはしっかりしていて、登りやすく、たまに浮き石があるので注意しながら進み、八峰のピラミッドピークへ到達。ここで12:30ということでここまで来たどのパーティーも終了、私は単独で7峰までピストンしました。この先、四峰チャンピオンピークまでは同じようにアイゼントレーニング、主峰の最後の上りで雪壁の上りという感じに見えました。ダッシュで登れば行けそうな感じでしたが、雪がさらに柔らかくなってきてまだ帰りの方がいやらしいのでここで退散。帰りもアイゼントレーニングで独標・独標手前の岩場まで帰るともう安心。私はここでアイゼンを外し、ためらいもなく夏道を選んで進みます。炭酸アタックの為に先に西穂山荘まで先行しました。ほぼ無風で暑くて、ここで飲んだコーラが最高に美味しかったです。行きと違い、ここから見る乗鞍はもう厚い雲で隠れて、明日は天気が悪いのがわかりますが、なんとかもってくれたし、途中で雷鳥のツガイ?しかも白色と茶色が同時に見れたというプレゼントがあり西穂高まで行けずとも十分に満足。
結局、予定通リ15:45の下りロープウェイに乗れて、本日は終了しました。

フォトギャラリー

雷鳥のつがい

本日の西穂高口駅

冬季ルートの樹林帯をいきます

これから行く西穂高を見ておきます

西穂山荘手前の最後の急坂

西穂山荘から焼岳と乗鞍

雪のない丸山

夏道か雪道か?

奥穂高が見えてきました

独標の岩稜帯

独標から笠ヶ岳

独標、ここを下ってきました

このあたり右が雪庇です

すいぶん登ってきました

ピラミッドピーク到着

7峰まで足をのばしました

慎重に帰ります

丸山方面

西穂高を振り返ります

足早に下ります

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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