秋の兆し・越後の名峰 苗場山(2,145m)
- 投稿者
- あやや(おとな女子登山部)
- 日程
- 2022年09月10日 (土)~2022年09月11日 (日)
- メンバー
- その他2名
- 天候
- 雨のち晴れ
- コースタイム
- ■1日目
第2リフト町営駐車場(20)和田小屋・祓川登山口(30)6合目(60)上ノ芝(65)上ノ芝(15)股スリ岩(20)神楽ヶ峰(20)富士見坂(5)雷清水(50)雲尾坂(45)苗場山(3)苗場山頂ヒュッテ泊
■2日目
苗場山(50)9合目(35)富士見坂(30)股スリ岩(20)中ノ芝(70)6合目(30)和田小屋・祓川登山口(20)第2リフト町営駐車場
- コース状況
- ・迷い易い場所はなし
・6合目付近までは特に岩場が歩きにくい
・連日の雨で足場がドロドロでしたのでゲイターがあると便利
・神楽ヶ峰~苗場山のアップダウンが激しい
・祓川登山口~越後湯沢間のタクシー代約6,500円/所要時間30分程度
・小屋では念の為インナーシーツやまくらカバーがあると安心
«水場»
・祓川登山口(豊富)
・雷清水(豊富)
«お手洗い情報»
・祓川登山口(水洗/ペーパー有)
・苗場山頂ヒュッテ(宿泊者以外は要協力金)
- 難易度
感想コメント
2022/7/16-7/17に開催されたおとな女子登山部のツアーを見て、急に苗場山に行きたくなり、同僚を誘って行って来ました。
紅葉には少し早いですが、逆に言うと込み合う前にゆっくり過ごせます。
今回はガツガツ登るのではなく、新潟初上陸の友人からのリクエストも踏まえ、山も観光も食ものびり楽しむ山小屋泊ででプランニング。
コースタイムは8時間程度で日帰りする方も多いですが、意外とアップダウンがありますので、時間があれば小屋泊がおすすめです。
移動は時間の都合上飛行機で新潟へ入り、新潟駅へ移動。
まずは新潟の米と魚を食らうべくお寿司を堪能しました。
そこから越後湯沢へ移動して、るんちゃんおすすめの「ぽんしゅ館」へ。
ここは新潟のお米から生まれる地酒や名産品がこれでもかという程取り揃えられ、ハッと時計を見ると恐ろしいほど時間が経って、お金が無くなっているという恐ろしい場所でした。
(友人達はまだ山も登ってないのにしこたまお土産を購入し自宅へ配送していました。笑)
その後近くの宿で温泉を楽しみ明日に備えます。
当日は快晴で、タクシーの方にも「晴れは久し振り」と言われて嬉しくなります。
デメリットを挙げるならば、水の消費量が多くなりそうでしたので少し多めに担ぐことにしました。
(祓川登山口でも水場があるので不安な方はこちらで最終調整を。)
登山口の駐車場はほぼ満車状態。人気の高さが伺えます。
小屋泊にしたので時間は十分、寄り道してもたくさん休憩してもいいのでとにかく思いっきり楽しみながら登ります。
とはいえ前半は足元に滑り易そうな岩場が続き、連日の雨で足もドロドロになりました。
日帰りの方々と沢山すれ違いましたが、皆さん神楽ヶ峰以降の登り返しがしんどいようで、改めて小屋泊にして良かったと思いました。
登り切ってからは少しガスが出始め池塘は幻想的な雰囲気に。
何だかんだで15:00に到着。
苗場山頂ヒュッテは清潔でとても居心地が良い小屋でした。
特にお手洗いが非常に綺麗で感激しました。
夕食の時間までは外のベンチで「ぽんしゅ館」で購入したちょっといいお酒とおつまみを肴にここでもしゃべくり。
夕食が食べれるか心配になりましたが、素敵な支配人さんが作ったカレー&ポテサラが美味しかったので問題なく食べ切りました。笑
夜はちょうど中秋の名月を観賞。
お客様も20名程だったので追加料金なしで個室区画を頂き、静かで快適でしたが、月灯りが明るく中々寝付けなかったのは内緒です。
翌日は昨日より更にお天気が良く、日の出を見てから池塘でたくさん撮影してゆっくり下山しました。
紅葉はほんの少しずつ、しかし着実に、という感じで山頂付近の池塘やナナカマドが色づき始めていました。本格的な紅葉登山はもう間もなく。
これからのシーズンも楽しみですね。
下山後は越後湯沢駅構内にある温泉に入り、名物のへぎそば&日本酒を頂きました。
新潟最高!言う事なしの山旅でした。
私の我儘に同行してくれた友人にも感謝です。
■今回の服装
上:ファイントラック・ドライレイヤー半袖+ウール半袖、翌日は晴れだったので化繊長袖に変更
下:オールシーズン用パンツ
※フリースや薄手の防寒着は必要。但し小屋内は気温が高く半袖でも寝れる程度でした。
■気温
9/11 15:00 小屋前(13℃)
9/11 5:15 小屋前(8℃)
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。