大朝日岳~台風を避けて
- 投稿者
-
酒井 健
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2022年09月06日 (火)~
- メンバー
- 妻
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 古寺案内センター<85分>ハナヌキ峰分岐<60分>古寺山<35分>小朝日岳<100分>山頂<120分>古寺山<60分>ハナヌキ峰分岐<70分>古寺案内センター
- コース状況
- 小朝日岳からの急な足場の悪い下り、小朝日岳のトラバース道は注意。
その他は整備された歩きやすい登山道。
とにかくロングコース。水場が多いのでうまく活用してください。
- 難易度
感想コメント
昨年の西吾妻山からきれいに見えた朝日連峰。
その主峰、大朝日岳(もちろん百名山)に臨む。
今日も長丁場。しかし今日のルートは美味しい水場がたくさんあるので水はかるめに。
最初の一服清水までは森林の中の急な登りを進む。昨日と同様今日も暑いが比較的開放的な登山道なので多少風を感じる。カラダを慣らしながらも黙々と登り続け到着。一服清水の冷たい水で喉を潤し頭から水をかぶって火照ったカラダを冷やす。
次第に道は狭まり木々に囲まれた登りをまたもや大汗をかきながら進むと次の水場、三沢清水へ。ここでもあたまから水をかぶる。今日もやたら暑いのだ。やがて頭上がひらけ古寺山。見えた山頂は!残念ながら小朝日岳で目的の大朝日岳はさらに奥に見える。遠い。でもいい眺め。
小朝日岳には山頂を巻くトラバース道もあるがここはやはり山頂へ。下から見上げる登山道はかなり急な登り。ただひたすらと登り詰めると石柱のある広い場所にでる。しかとした表示はないが多分ここが小朝日岳。山頂からは素晴らしい朝日連峰の山々が望める。そしてこれから向かう登山道も。今日も果てしない道のりだ。
小朝日岳からの下りは片側が切れ落ちでいるので注意。樹林の中に入っても足場の悪い急な下りが続く。せっかく登ったのにまだ下るのか、、、というところまで下りた。登りに変わってしばらくすると稜線歩きが続く。台風の影響か今日はかなり風が強い。稜線に出て風の強さをもろに受ける。山肌の葉は風に吹かれ大きく揺れている。風の通り道がみえるくらいだ。
強風に耐えながら緩やかな稜線を進み続け3つ目の水場、銀玉水に着く。ここでは水は被らなかった。
いよいよ終盤。雲が湧き強風に流され山頂を隠す。そしてまた雲が流され山頂が現れる。ドラマチック(笑)石段を一歩づつ進み大朝日小屋。裏側に回り込み最終コーナー。山頂へと続く道を一歩、また一歩。
強風吹き荒れるなか大朝日岳山頂に到着!朝日連峰の山々とそこへと延びる登山道のラインが素晴らしい。とにかく奥深くまで歩いてきたな、と実感する。
山頂はあまりの強風に早めに退散。
大朝日小屋(無人小屋です)で休憩をとり、昨日に続きまたもや足の攣りりと闘う長い下山。帰りはもちろん小朝日岳は避けてトラバース道へ。少し歩きにくく滑りやすい箇所が多いので気を付けて。
帰りも水場で水をかぶり最後はコーヒー用に空ボトルに沢山持ち帰る。重い、、、
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。