美濃の手頃な低山　岐阜市内の御望山

城ヶ峰に登った際に隣の山も登れるのかとふと思ったのがきっかけでこれが御望山（ごもやま・255ｍ）で岐阜市内になります。東西に長く広がる山容ですが、御望山山頂はど真ん中、岐阜北中学校の真上に位置します。只今、東海環状自動車道が建設中で御望山トンネルがこの山を貫く予定ですが、歴史的にも崩落を繰り返す危険な山のようで建設に議論がなされたようです。
登山口が神明神社でその奥に金比羅大明神がある所までは参道のような感じでそこまでは人が出入りしているようです。この裏手に登山道が続きますが普通の低山でマーキングもあります。しばらく進むと、数箇所で手作りのベンチがあったりしてよく整備された感じです。登山道もグネグネして傾斜がゆるやかでほどなく尾根に当たった箇所が山頂でした。三角点とベンチがあったので確認できましたが山頂を示すものが何もなかったです。
展望もなく残念だなと感じましたが、下る際に途中で岩場らしき場所を発見し、そちらへ行ってみると展望岩でした。ここからは隣の城ヶ峰や岐阜市街・名古屋市街がしっかり見えなかなかいい場所です。この岩場の上下に登山道らしき道とマーキングがあり、ベンチが設置された道は新しい登山道かもしれません。帰りはこの岩から少し下ると登って来た道と合流しましたがやや荒れていました。展望を得るにはやはりこの道を通った方が良さそうです。往復しても1時間もかからないスーパー低山でしたが、いい運動にはなりました。