大雪高原温泉でラストスキー

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投稿者
斉藤 裕一
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日程
2023年06月11日 (日)~2023年06月11日 (日)
メンバー
斉藤
石渡(グラビティリサーチ札幌)
他 2名
天候
晴れ
コースタイム
沼巡りコース周遊 3:00
※タイムは夏道のコースタイムの為、
 実際に通ったルートや、
 かかった時間は異なります。
コース状況
総距離 7.2km
獲得標高 430m
記録的な残雪の少なさにより、
板を担いで歩き区間が多い。
前日に開通したばかりの登山口なので、
登山道は整備されていない状態。
倒木や残雪で危険箇所あり。
道迷いにも注意が必要。
熊の生息地として有名なルートの為、十分な熊対策を。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

スキーシーズンも終盤中の終盤です。
今シーズンは腸脛靭帯炎やヘルニアによる神経痛、インフルエンザにぎっくり腰で、
思うように滑れない日もありましたが、それでもなんとか100日目の滑走日です。

記念すべき100日目の最終滑走は、
もはや恒例行事となった『高原温泉、沼めぐり』です。

前日に高原温泉までの林道が開通したばかりなので、
待ってましたとばかりにたくさん車が停まっています。
正直、この時期にこんなに登山者がいるとは思っていませんでした。
当日、山でお会いした方に聞くと、
朝4時半に来たら、もう車はいっぱいあったそうです。

沼めぐりコースから入山しますが、
歩き始めてすぐに、明らかに例年より雪が少ない事を実感します。
そして雪が少ないので、板を担いで歩く距離が伸びて疲れます。

『緑の沼』辺りでようやく安定した雪の量になったので、
スキーを履いての登りにモードチェンジ。
そのまま標高1500m付近まで登ります。
ここまで来て上を見上げると、
平ヶ岳から忠別岳の稜線から降りて来る、
落差200mのワイドな急斜面を滑りたい放題です。

しかし今回はまず沼遊びです。
去年も遊んだいいサイズ感の沼でウォータースライドです。
ここに時間を費やす為に、朝4時に出発して来ました。

日曜と言う事もあり、先客が3組程いましたが、
仲良く譲り合いながら遊びました。

沼に顔面から突っ込んで全身びしょ濡れになったり、
スノーボードに座ってアタックしたり、
トレイン(連なって一緒に滑る事)をしてみたりと
ワイワイ楽しみました。
私は初めてスイッチ(後ろ向きで滑る事)で沼越えにチャレンジして、
見事に成功しました。
最後は三人でのトレインに成功し、沼セッションは終了です。

その後、上の斜面を登って滑ると言うプランもありましたが、
全員十分満足していたのか、誰一人登ろうと言いませんでした。

下山し車で走っていると川の対岸に大きなヒグマを発見。
生息域に踏み込んでいる事を再確認しました。

無事、100日のスキー滑走日数をクリアしましたので、
ここからは完全に夏山モードです。
ガンガン登りますよー!!

~お立ち寄りスポット~
大雪高原山荘…営業日数年間123日の秘湯 入浴料800円
(20日からの営業の為立ち寄れず)
層雲峡温泉 朝陽リゾートホテル 入浴料1200円


☆服装・装備について☆
ウェア類…
インナー(ファイントラック:ドライレイヤーベーシック)
ロンT(化繊)
ウインドシェル(Rab:QWB-48)
スポーツタイツ(薄手)、
ハーフパンツ(水陸両用系)
ソックス(スマートウール)

その他の装備…
シューズ(サロモン:Xウォードレザー)
バックパック(BC用45L)
登れるスキー道具一式、
ビーコン(BCA:トラッカー2)、
アイゼン(ブラックダイアモンド:ネーベプロ)、
ピッケル(ブラックダイアモンド:レイブンウルトラ)
ナルゲンボトル(500mℓ)
プラティパスソフトボトル(1.5ℓ)
熊鈴(熊に金棒)
熊スプレー(カウンターアソールト)
※アイゼン、ピッケルは念のため携行しているが使用せず

フォトギャラリー

高原温泉。沼めぐり。

ヒグマ情報センター。まだオープンしてませんでした。

スタートしてすぐですが、ここに雪がないのは初めてです。

ミズバショウたくさん。

さっそくヒグマの落し物。

ミズバショウ畑。すごい量ですね。

思わぬ難所。スキーを担いでいると、かなりの難所になります。

この先の橋が去年は結構ダメージ受けてました。

今年は大丈夫そうです。

足の短い私には超難所。後方二名は足が長いので難なくクリアしてました。

この上滑りたい放題。

いい沼発見!!

さぁ、沼セッション開始!

いきなりハマってる…

後で大クラッシュ!?

スイッチでトライ。

2030年、札幌五輪招致が決まれば、新競技に推薦するそうです。

ラストは三人トレイン。

帰りの難所。滑落注意です。

下山後、車でヒグマと遭遇。改めてしっかり対策しようと思いますね。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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