礼文岳ハイキング
- 投稿者
-
石渡 健一
GRAVITY RESEARCH SAPPORO
- 日程
- 2023年09月05日 (火)~2023年09月05日 (火)
- メンバー
- GR札幌 イシワタ
好日山荘サッポロ サイトウ
さいか屋横須賀 キシダ
- 天候
- ☀
- コースタイム
- 礼文岳(内路登山口)
登り・・・2時間20分
下り・・・1時間50分
※内路登山口は香深フェリーターミナルから海沿いの道を片道約10キロ
※礼文島(香深フェリーターミナル)へは稚内からフェリーで約2時間。利尻島からも連絡船あり。
- コース状況
- 笹狩りされていて歩きやすい
登山口に駐車スペースとトイレ有
路線バスあり(本数少ない)
標高490メートルだが森林限界があり、山頂直下はハイマツ帯とガレ場
登山道開始直後にイタチが出没したとの情報あり!!!
- 難易度
-
感想コメント
行ってきました。
最北の離島「礼文島」
前日の夜に天気を見て急きょ決まった今回の離島トリップ。
朝6時半のフェリーで島へ渡り、16時半のフェリーで帰ってくる(利尻に移動)という弾丸行程でしたが、無事に礼文岳の山頂を踏むことができました。
離島登山の核心はなんといってもフェリー時刻。
日に3本しかない連絡船のタイムスケジュールと、島での移動&登山にかかる時間を上手く組み立てることが最大の核心になりました。
前日の夜に急きょ決めた行先だったので、島での移動手段の手配は全くしていません。
フェリーターミナルから登山口まで調べると約10キロ。
「まあ10キロくらいなら徒歩で余裕っしょ」
ということで、ロード区間は歩きor走りで3時間くらい。
そして、登山は3時間くらいで見積もり計画を立てました。
時間が余りそうだからターミナル近くで観光したり温泉に行ったりできるかなー
と、完全になめていました。
結果として帰りのフェリーは間に合ったものの、想定していたよりも何倍もキツい行程となりました。
まず眠い。
そう、我々は前日の夜23時に札幌を出て徹夜で稚内まで運転し、揺れるフェリー内で気休め程度の仮眠はしたものの、ほぼ無眠状態の体で礼文に上陸していたのです。
そんな体で朝8時半から元気に走れるはずも無く、よたよたと、寝不足なのか船酔いなのかわからない最悪のコンディションで行動を開始したのです。
そして、最大の見積もりミスは、登山口まで「片道10キロ」ということは「往復で20キロ」になるという簡単な計算を全く勘定していなかったことでした。
つまり、というか正確に言うと、「片道10キロ」を2回やることはわかっていたんですが、「合計20キロ」を移動しなくてはならないとは考えていなかったのです。
書いていて何を言っているのかわかりませんが、つまりそういう朦朧とした状態だったのです。
そうなると何もかも後手後手で、登山口に着いた時にはすでに11時半。
片道移動ですでに3時間使ってしまっていたので、帰りは路線バスということに。
登山口にちょうどバス停があったので帰りの時刻表を確かめると、最終便が1時間後に来ることになっています。
さすがに1時間で礼文岳を往復する体力は無く、路線バスでの帰路は不可能となっていました。
結果的に、我々に残された選択肢はひとつだけ。
なるべく急いで下山して、帰りの10キロは走る!
ということで、当初計画していた想定よりも何倍もキツい行程となってしまったのです。
もし次行くとしたら、しっかり睡眠をとって、10キロの移動はレンタサイクルが良いなと思います。
山はとっても良い山でしたよ。
~礼文島お立ち寄りスポット~
★礼文島温泉うすゆきの湯
★ドリーム
★見内神社
★レブンアツモリソウ(5月開花)
~服装や装備について~
■ウェア上
・速乾性Tシャツ
・ハーフジップ長袖Tシャツ
・ウィンドシェル
・キャップ(カリマー)
・帽子止め
・防寒用ダウンベスト
■ウェア下
・トレッキングハーフパンツ(コロンビア)
・ロングソックス
■装備
・ウォーキングシューズ(シリオ「P.F.13-1」)
・バックパック35L
・雨具(バイレス)
・クマ鈴
・水2,5リットル
・ヘッドライト(ブラックダイヤモンド「COSMO 350」)
・トレッキングポール(ノーザンカントリー)
・ようかん
・救急セット
・エマージェンシーシート
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。