日本百名山・塩見岳を日帰りでアタック

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投稿者
本田 康之
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日程
2023年10月11日 (水)~2023年10月11日 (水)
メンバー
イオンモール各務原店 本田康之
天候
晴れ
コースタイム
鳥倉林道ゲート(36分)鳥倉登山口(75分)ほとけの清水(36分)三伏峠(8分)三伏山(38分)本谷山(80分)塩見小屋(68分)塩見岳西峰(2分)塩見岳東峰(2分)塩見岳西峰(59分)塩見小屋(90分)本谷山(60分)三伏峠(105分)鳥倉登山口(30分)鳥倉ゲート
コース状況
アプローチ
・車利用は国道152号大河原から県道253号で鳥倉ゲートへ
・公共交通機関は夏場のみJR伊那大島駅から鳥倉登山口へ伊那バスが1日2本あり

①車利用は鳥倉登山口の手前のゲートまで入れます。トイレあります。
②鳥倉登山口までは舗装路で、登山口に簡易トイレがあります
③鳥倉登山口~三伏峠まで10本のカウント看板があります
③豊口山からくる稜線まで登り、尾根の途中まで登ると、三伏峠までトラバース道が続く
④トラバース道では傾斜のある木道が多く、スリップ注意
⑤トラバース道途中にほとけの清水という水場があります。水量は少ないですが、9月下旬以降のこの時期の唯一の水場です。
⑥三伏峠手前の塩川小屋への登山道は通行止めが続いています
⑦三伏峠小屋は7月初旬~9月下旬開設で、小屋が閉まれば、水場は閉鎖されます
テント泊は可能ですが、冬季小屋はありません
⑧三伏山~本谷山は樹林帯の尾根で緩やかな登り、本谷山からは緩やかに下った後はトラバース道になり、最後は稜線に登って、塩見小屋までわずか
⑨塩見小屋は7月~10月中旬開設で売店、有料トイレがあります。テント指定地ではありません。
➉塩見小屋から岩場が連続する稜線で鎖場がありますが、鎖を持つほどではないですが、ガレているので落石注意。
⑪塩見岳は手前の西峰と標高の高い東峰がありますが、すぐに往復可能
⑫塩見岳からの下りは落石注意、一部座りこんで下る岩場あり
⑬立ち寄り湯は近くにはない(鹿塩温泉は現在、日帰り入浴休止中)
難易度
Google Map
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感想コメント

塩見岳(しおみだけ・3052m)は南アルプスの中央に位置する日本百名山の一つ。
鉄兜にも似たドーム形の独特な山容で、西東の双子峰になります。
周りの高峰とやや離れているために、遠くから見ても独立峰かのようにはっきり認識できます。
塩見岳にはこれで3回目になりますが、現在のメインルートの鳥倉林道からは初めてになります。塩見岳も他とセットすると長丁場になり、1泊2日も中途半端ということで、先日に続き、日帰りアタックとしました。
先日と同じくらいの往復約26㎞ということで、今回も5時前の暗いうちに出発するもそれほど寒く感じない。
今日のポイントは三伏峠まで(コースタイム3時間50分)をどれだけ稼げるかにかかっています。林道歩きを終えた後、樹林帯をしばらく歩くと明るくなり、ヘッドランプを外します。豊口山からくる稜線との鞍部まで上がると、有難いことにトラバース道になり、苔の生えたきれいな登山道を快適に進みます。斜面が崩れそうな箇所は木道などが通り、凍結やなどで濡れはせず、本日唯一の水場・ほとけの清水で水を補給でき、すんなり駐車場から三伏峠まで2時間35分程度で到着。気温も低く、とにかく歩きやすかったのでかなり稼げました。三伏峠の小屋もは閉まっているので誰もいなく、ひっそりしています。
すぐ上の三伏山からはまだまだ遠い塩見岳が見えますが、逆方向の烏帽子岳方面の紅葉がきれいです。
三伏山~塩見小屋までは距離が長いですが、緩やかな稜線歩き、権右衛門山のトラバースでそれほど体力を使わず、それほど稼げませんでしたが2時間程度で抜けて、まだ10時前に塩見小屋に到着しました。小屋はまだ営業しているので一休みして、要塞のような塩見岳を眺めます。
正面に見える小ピークは天狗岩の岩場で、上り詰めた箇所でようやく塩見岳の勇姿が見えるので、まだ先かとがっかりします。いったん鞍部まで下った後は岩場の連続で、鎖場もありますが、嫌らしさはなく鎖を使わなくても登れる岩場で、どんどん標高を上げます。
西峰には小屋から1時間程で到着、11時で想定通り。山頂からは富士山、北岳や仙丈ヶ岳、南は荒川三山、遠くに中央アルプスとパノラマが広がり、すぐ横の東峰にも寄ってから、小休止してすぐさま下山します。小屋に戻ると、ガスが立ち込めてきて、塩見岳付近はガスに覆われます。三伏方面の稜線もややガスっている感じで、肌寒くなってきました。トラバース地帯は行きと同じ感じのスピード感、登っていく本谷山へは少し遅いくらいで進んでいきます。三伏峠へは15時頃に到着、鳥倉登山口は17時前、駐車場は17時30分と順調に暗くなる前に下山できました。
前回の妙高火打の日帰りとは違い、登山道が快適だったので、疲れがあまりないロングコースでしたが、何より涼しい季節なのがよかったです。
 
本日の服装(秋のアルプス級)
気温は早朝は5度程度、稜線でも一桁で風が冷たい
①ウエアー
インナーは(アイスブレーカー)メリノウール半袖 (マムート)長袖ジップシャツ
ボトムスは(ミロ)トレッキングパンツ


②ギア
登山靴は(スポルティバ)トレッキングシューズ、ザックはカンプ30㍑

フォトギャラリー

塩見小屋から見るそびえたつ塩見岳

暗いうちに鳥倉ゲートを出発

明るくなってきた樹林帯

山伏峠までもう半分きました

トラバース地帯ですが、崩れた木道

今日はほとけの清水でたっぷり給水

山伏小屋

山伏山からの展望

まだまだ遠い塩見岳

本谷山

またまたトラバース地帯

稜線に出て、北岳・仙丈ヶ岳・間ノ岳

山伏方面の紅葉がきれいです

塩見小屋を越えて、歩いてきた稜線

最初の岩場

ここからが本番

塩見岳への登り

塩見岳

下りで見た樹林帯の光景

鳥倉登山口へ下ってきました

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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