風つよ~初冬の三頭山
- 投稿者
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るんちゃん(おとな女子登山部)
浦和パルコ店
- 日程
- 2023年12月07日 (木)~2023年12月07日 (木)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 晴れ/強風
- コースタイム
- 上川乗バス停(45分)浅間峠(90分)丸山(45分)田和峠(分)笛吹(20分)槇寄山(60分)三頭山避難小屋(10分)三頭山西峰(30分)見晴し小屋(20分)鞘口(さいぐち)峠(20分)都民の森
- コース状況
- ・12月~3月までは都民の森までのバスが運休してます。運行は手前の数馬までとなります。
・三頭山避難小屋にトイレあり。上川乗のバス停にもトイレあります。
・笹尾根は全体的のなだらかですがこの時期は落ち葉が多く滑りやすかったです。道が若干不明瞭な箇所もありました。
- 難易度
感想コメント
まだまだ暖かい12月が続いています。日が当たるとポカポカでジャケットを一枚脱ぎたくなる陽気、かと思えば稜線はビュービューと落ち葉を巻き上げながら、冷たい西風が吹き抜ける冬の寒さ。長い稜線を木漏れ日ハイキングのつもりでしたが、この日はとにかく風が強く体感温度が低く感じられました。
当初は奥多摩湖から浮橋を歩いてヌカザス尾根を登り、笹尾根を適当に下るつもりでした。しかし朝のラッシュに出くわし予定の電車に乗れず、武蔵五日市まで出て檜原から逆ルートを登ることに。浮橋を渡り下りたら数馬の湯に浸かる予定でしたが、それはまたの機会に。駅からバスに乗り込み、笹尾根が延びている周辺から登り始めました。
笹尾根から三頭山の稜線は東京と山梨のちょうど境。富士山はじめ三ッ峠山なども眺められます。始めのうちは右手に大岳山、御前山、後半になると左側に富士山が大きく見えてきます。富士山側からの強烈な風に煽られながら、落葉してふかふかの尾根を登って行きました。
前日の高尾山では食べ過ぎたので、少しでも消費しようと早めのペースで登ります。時期が遅いせいか、笹尾根ですれ違ったのは僅か3人、人気の三頭山も人はいませんでした。
明るい広葉樹の森も、奥多摩近くまで来ると針葉樹の杉が増えて一気に暗くなります。この暗さがこの日は一段と寂しく感じました。三頭山の西側には展望台と見晴し小屋があり、どちらからも見通しの良い眺望が眺められます。景色を眺めて寂しさを払拭し、なんとか最後まで歩き切りました。
実は笹尾根は高尾山まで延びているとか。朝早くに発つか避難小屋泊ならたどり着けるかもしれません。同じような風景が続くルートなので、単独は心が折れそうになります。次は新緑の明るい時期に、誰かを誘って訪ねてみようと思います。
【服装】
・150の厚みのウールウエアを着用。風が強い時や休憩時にはミレーのブリーズバリアージャケットで防風しました。ニット帽、手袋は寒さに合わせて着脱を繰り返しました。シューズは低山の定番、スポルティバのTX5ローカットにて。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。