加賀三山・残雪の富士写ヶ岳

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投稿者
本田 
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日程
2024年03月19日 (火)~2024年03月19日 (火)
メンバー
イオンモール各務原店 本田
天候
晴れ
コースタイム
我谷登山口(46分)中間点(39分)富士写ヶ岳(51分)我谷登山口
コース状況
アプローチ
・公共交通機関は加賀温泉駅から山中温泉近くの栢野まで北鉄加賀バスがあります。
 ここから徒歩30分程
・車利用は国道384号、我谷ダムの堰堤を渡った所を右折し、すぐに登山口

①我谷吊橋入口に駐車スペース2台程度あります
②我谷吊橋を渡り、右へ曲がり、しばらくすると登山口(標識あり)
③中間点まで急登⇒平坦の繰り返しで虎ロープがあります
④この中間点上に6/8の看板があり、この辺りから雪が完全に登山道を覆います
⑤661ⅿの小ピークから先、しばらく細い尾根が続きます
⑥山頂へ続く最後の急登がつらいですが、雪が締まれば快適です
⑦尾根から右が富士写ヶ岳、左は前山になります
⑧立ち寄り湯は山中温泉菊の湯が490円(第二四火曜休み:6:45~22:00)
難易度
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感想コメント

富士写ヶ岳(ふじしゃがたけ・942m)は加賀市・山中温泉の奥にあり、温泉街から見ると富士山に似ているのが山名の由来で江沼富士とも呼ばれます。鞍掛山、大日山と並んで加賀三山の一つで【日本百名山】の著者である深田久弥が小学生の時に初めて登った山として知られています。
この山はシャクナゲの群生があり、最もにぎあうのは4~5月頃で、原生林も残されているので秋の紅葉時も人気があります。
今回は早めに帰る必要があり、あまり時間がかからない残雪の山としてこの山を選びました。1000m以下の低山なので、下部は昨日同様に雪が全くありません。
一番メジャーな我谷コースを選択、富士写湖から標高差740m、我谷吊橋の上から見える右側の山を目指します。尾根は広い登山道だが前半は虎ロープがある急登が3回続き、結構こたえるのでは?。この急登を終えると中間点という標識で、その上くらいから雪道になります。661mの小ピークに飛び出すと、小松の街並みと日本海が見え、山頂の稜線もはっきり見えます。ここからしばらく傾斜は緩やかですがシャクナゲ帯の細い尾根で、道を外すと埋まる雪質ですが、まだこの時間ならトレースをたどれば埋まらない感じです。
そして最後は長い急登で、キックステップがよく決まる気持ち良い雪の壁で、山頂に出ます。山頂標識は少しだけ出ている感じですが、深田久弥の石碑は埋まっています。
楽しみの白山の展望ですが、肉眼で白い山が見えるね程度で、残念。
西から天気が悪くなってきているのでその予兆で雲が出てきたので、すぐさま引き返します。先ほどの雪壁部分は下りも一気に走り抜け、はまらず埋まらずでツボ足には最高の雪質。しかしながら、下るにつれて、前半の急登部分は逆に雪がないので、滑って滑って、歩きずらく、慎重に下ります。
登山口から山中温泉までは車で15分程度なので、温泉に浸かって帰りました。

①ウエアー(冬の低山)
気温7度程度で、無風、暑いくらい
インナーは(アイスブレーカー)半袖Tシャツ+(GORETEX)ウィンドストッパー長袖シャツ
ボトムスは(マウンテンハードウェアー)3シーズンパンツ+(バイレス)のGORETEXレインパンツ

②ギア
登山靴は(ノースフェイス)ヴェルトS4K グレイシアGORE-TEX、
ザックは(カンプ)30㍑、
アイゼン・ワカンは使用せず

フォトギャラリー

我谷登山口スタート

我谷吊橋

我谷登山口

急坂

送電線を通過

急坂

中間点・・まだ雪はありません

少しずつ雪がでてきました

661ⅿ小ピークへの道

ブナ林の中を

661ⅿ小ピークから小松の街並みと日本海

細い尾根のシャクナゲ帯

目の前に富士写ヶ岳

最後は急な雪壁

富士写ヶ岳山頂

山頂から日本海

下りは一気に・・・

シャクナゲ帯の細い尾根

急下降

富士写湖が見えてきました

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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