大持沢でウォーターウォーキング

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
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日程
2024年08月09日 (金)~2024年08月09日 (金)
メンバー
山の先輩
天候
晴れ/曇
コースタイム
堰堤(60分)S字滝(40分)トイ状2段滝(20分)二俣(60分)堰堤
コース状況
・武甲山登山口の一の鳥居を過ぎ、行き止まりの看板がある所まで車で乗入れできます。
・入渓はその先の堰堤から。2本の沢があり右が小持沢、左が大持沢です。
・苔でぬめりラバーソールよりフェルトソール推奨とガイドブックにはありましたが、天候や時期にもよると思いますがラバーでも問題ありませんでした。
・全てロープなしでも登れます。釜は腰までの深さがありました。
・左の作業道が無くなる二俣で遡行終了。沢は倒木などで荒れ出し、脱渓するにも両岸は深く岩がけになるのでこれ以上の遡行は困難となります。
難易度
Google Map
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感想コメント

 雲行きが怪しくお天気が読めない日が続くこの頃。冷房のかけ過ぎで喉も痛めていたので、万一雨でも増水の心配の無さそうなお手軽な沢、秩父の大持沢を登ってきました。ロープを出すほどの滝も無く、沢水は冷たくないので風邪っぴきでも気にせず歩けます。難しくはないのでほぼ全て水線に取りつき、巻かずに登るをことを意識しながら楽しんできました。

 武甲山は好きな山の1つ、この日も一の鳥居の駐車場には数台停まっていましたが、ここは通り過ぎてさらに奥の未舗装道を進みます。行き止まりまで行って準備をしたら、すぐ先の堰堤近くから入渓。靴のソールはラバーでしたが念のため、付け替え可能なフェルトのソールも持参しました。
 沢は終始小さな滝が続き全て快適に登れます。時々深めの釜が出てきて腰まで浸かっても、寒さは無く気持ちが良いので、むしろずっと浸かっていたい気分でした。この付近の岩は赤いチャートが含まれていたり、美しい地層になっていたり、掴む岩の紋様が変わっているので見ていて飽きません。苔の上は滑りますが傾斜も緩くラバーでも問題なかったです。
 倒木が増えてきて歩きにくくなると二股まで間もなく。左横の作業道は無くなっていました。時間も早く、このまま沢を遡行して登山道に出るか、傾斜がなだらかなうちに脱渓して尾根へ上がるか、休憩しながら作戦を練りました。どっちにしろ急な藪漕ぎで300mは登らなくてはいけないので、素直に下降することにしました。
 下降路は沢を交差していた作業道を下ります。若干登り過ぎていたので沢下降も少ししました。ザレザレな斜面を慎重に下りて入渓点まで戻ると、ムワッと夏の暑さがまとわりついてきました。

 下山のお風呂は初めての武甲温泉へ。夏休みのせいか混んではいましたが、休憩スペースもあり広くて快適な良いお湯でした。ついでに近くに寺坂の棚田があるので久々に帰りに立ち寄ってみました。棚田の稲は青々と成長し、以前来た時とは違って普通の田んぼに見えました。水田の状態か、稲刈りが済んでからの方が雰囲気あるように思えます。馴染みのある秩父界隈も少し味わえたので良い休日でした。

【装備】
○シューズ 渓流/KR-3XR
○ゲイター 渓流/ニースパッツプロ
○ザック ミレー/プロライター30
○ハーネス ブルーアイス/コーカスプロ

【ウエア】
○アンダー ミレー/ドライナミックメッシュ
○ベース フォックスファイヤー

フォトギャラリー

日が当たって緑輝く大持沢。

道の脇に駐車して準備。

入渓時は少し暗かった沢筋。

晴れると苔が明るくきれいでした。

柱状節理のような模様にはっとします。

サクッと越えてきます。

晴れてきました。明るい沢は気分が上がります。

荒廃した作業道を下ります。道が消えててヒヤヒヤ。

昔の小屋跡。

下りてきたら夏空がいかにも暑そうでした。

こちらは小持沢の入り口。汚れたお尻と靴を洗いました。

夏といえばトウモロコシが美味しい!日帰りなら行動食にもおすすめ。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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