冬の羊蹄山 御鉢ライド
- 投稿者
-
斉藤 裕一
サッポロファクトリー店
- 日程
- 2025年03月12日 (水)~2025年03月12日 (水)
- メンバー
- 斉藤
他 1名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 登 り 4:00
御鉢内 1:30
下 り 0:45
※夏山ルートを大きく外している為、
実際にかかった時間を記載。
- コース状況
- 総距離12.0km
獲得標高 1700m
700m以下は春のようなシャバ雪。
その上は徐々に雪が硬くなり、
1200m以上はカチコチシュカブラ。
シールのみでの登行は難しい雪質。
山頂付近のみ強風でしたが、
比較的落ち着いたコンディション。
御鉢の中のみ雪質良好。
パウダーライドを楽しめました。
- 難易度
-
感想コメント
今シーズン、タイミングが合わずに
なかなか行けてなかった羊蹄山に
やっと行く事が出来ました。
前日の強風により、
上部は叩かれてカチコチになっているのは、
想定済みですが、
御鉢の中だけは良い雪が残っているのを予想し、
1500m付近からは
アイゼン&ピッケルを使って登りました。
やはりスキー板を担いでのシートラは、
スピードが半減してしまいますね。
スキー登行している間は3時間程度で
山頂に着くペースだったのですが、
結局4時間かかっていました。
登頂後は休むことなく、
比羅夫側の御鉢に滑り込むポイントへ。
その後予想通り、御鉢の中だけはパウダースノー。
登って来た斜面からは考えられない良い雪を滑った後、
御鉢の中で昼ご飯です。
その後登って来た京極側へ上り返し登山口方面へ滑走。
やはりカチコチの雪が緩む事はなく、
1200m付近までは楽しむことなく、
セーフティに降りました。
その後少しだけ楽しい区間もあったのですが、
今度は一気に春雪化。
全く走らない雪に気を使いながら下山しました。
羊蹄山は登るだけでも大変ですなので、
御鉢の中を滑るにはそれなりに体力が必要です。
なので御鉢の中からの景色は
限られた人だけが見れる特別な景色と言えます。
(※国立公園の為、雪のない時期は立ち入り禁止です)
そんな特別な景色の写真には
(☆)マークを付けて載せているので、
ぜひご覧ください。
☆服装・装備について☆
上部クラストの為、アイゼン&ピッケルを使用。
かなりハードなコンディションでしたが、
安心して登る事が出来ました。
ウェア類…
インナー(ミレー:ドライナミックメッシュ)
ロンT(化繊)
フリース(ミレー:ポーラテックパワーグリッド好日山荘100周年モデル)
ハードシェル(ジャケット)
ウインドシェル(Rab:QWB-48)
スポーツタイツ(厚手)
ハードシェル(ビブパンツ)
ソックス(スマートウール:スキーフルクッション)
ニット帽(シェアデザイン:オリジナルロゴビーニー)
バラクラバ(厚手)
その他の装備…
バックパック(グレゴリー:ターギー45)
登れるスキー道具一式
ビーコン(BCA:トラッカー2)
プローブ(ブラックダイアモンド:クイックドローカーボン300)
ショベル(ブラックダイアモンド:トランスファー)
アイゼン(ブラックダイアモンド:ネーベプロ)
ピッケル(ブラックダイアモンド:レイブンウルトラ)
保温ボトル(サーモス:山専ボトル750mℓ)
サングラス(スワンズ:スノーフィールド)
ゴーグル(ハイコントラスト系)
テンションストラップ(ブラックダイアモンド)
ディッシュブラシスクレーパー(MSR)
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。