【西丹沢】癒しのモロクボ沢で沢登り

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投稿者
小田 泰輔
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日程
2025年06月09日 (月)~2025年06月09日 (月)
メンバー
友人1人
天候
曇り☁のち雨/約18℃
コースタイム
西丹沢ビジターセンター(25分)用木沢出合ゲート(20分)やまびこ橋(5分)塩地窪沢出合(15分)モロクボ大滝(40分)水晶沢出合(30分)越場ノ沢出合(35分)善六のタワ付近(50分)西丹沢ビジターセンター

「西丹沢 中川川水系 モロクボ沢」
・遡行グレード:1級(初級者向き)
※参考:山と溪谷社「丹沢の谷 200ルート」
・行動時間:3時間40分
・累積標高: 631m / -631m
・歩行距離:約8km
コース状況
・「沢登り」は自然の奥深くに分け入り、ひと気も少なく、不確定要素の高いバリエーション登山です。安全確保、ルートファインディングに努めましょう。不慣れな方は経験者を同伴してください。
・モロクボ大滝の高巻きに残置ロープ2箇所あり
難易度
Google Map
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感想コメント

梅雨入り前の駆け込みで友人と今年初の沢登りを楽しんできました。
この日は午後遅くなるほど天気予報が良くなかったので、比較的短時間で楽しめる人気沢の「西丹沢 モロクボ沢」へ。迫力の大滝ときれいなエメラルドグリーンの釜が楽しめる癒しの沢でした。


アプローチはビジターセンターから用木沢出合ゲートまでキャンプ場を見ながら歩き、ゲートから暫く進むと左手にコンクリートの狭い橋が見えてきますのでそちらに進みます。その後赤い橋(やまびこ橋)を越えてからは沢沿いに堤防を3つ過ぎた枝沢(塩地窪沢)との出合で入渓です。

大滝までは濡れずに歩くことも出来るとのことですが、せっかくなので冷たい沢の水を感じながら歩いていると大きな音が聞こえてきます。
モロクボ大滝(30m)はこれを目的に渓流釣りの方や滝マニアも訪れることもあるそうで納得の迫力です!

この沢登りの核心とされる大滝の高巻きは、滝の左手前(右岸)を覗くとザレに白い残置ロープが垂れており、ありがたく活用させていただきました。明瞭な踏み跡をなぞりながら一度上がると滝の落ち口が見え、高度感のある中を新しめの青い残置ロープめがけて下りながらのトラバース。落口の奥で沢に戻ります。

このあとのご褒美的なナメ滝ときれいなエメラルドグリーンの釜に浸かり、冷たい沢の水を堪能。
短い滝を連続して登り、石積堤防で本日のメインは終了です。

あとは冗長な沢歩き。水晶沢出合で本流が大きく左に曲がります。水晶沢が正面に来るため迷い込まないよう要注意です。
今回は最短で下山できる右岸(左手)枝沢の越場ノ沢を詰め、登山道へ合流。個人的にはこの「沢の詰め」が毎度何より大変で、今回も立木を掴んで瀕死でよじ登りました。

トレランシューズに履き替え駆け足下山。なんとか荒天前に下山し、温泉と美味しいご飯で充実した休暇を過ごせました♪


【アクセス情報】
■マイカー:東名高速「大井松田IC」から約50分
西丹沢ビジターセンター 無料駐車スペース有(およそ20台)

■公共交通機関:①小田急線新松田駅から富士急湘南バス「西丹沢行き」約70分
②JR御殿場線谷峨駅から富士急湘南バス「西丹沢行き」約55分


【立ち寄り湯情報】
■中川温泉 ぶなの湯
(月曜定休とのことで今回は別の所を利用しました)


【今回の装備】

[ウェア]
■THE NORTH FACE / Prompt Cap
■Rab / Pulse Hoody
■finetrack / DRY LAYER® BASIC
■AXESQUIN / Active Shell Pant
■レインウェア

[ギア]
■沢靴:キャラバン / 渓流タビ(フェルトソール)
■スパッツ:キャラバン / 渓流スパッツプロ II
■グローブ:キャラバン / 渓流グローブプロ
■ヘルメット:MAMMUT / Wall Rider(旧)
■登攀具:今回は特になし

■シューズ:La Sportiva / LYCAN GTX (旧)
■ソックス:smartwool / ハイク フルクッション クルー
■バックパック:ロールトップ型アルパインパック30L
■ヘッドライト:PETZL / アクティック コア (旧)
■ウォーターストレージ:EVERNEW / ウォーターキャリー 1.5L
■その他:ファーストエイド、エマージェンシーキット、モバイルバッテリーetc…

フォトギャラリー

サムネは滝好きも唸るモロクボ大滝(30m)

アプローチは本文を参照ください。もっと写真撮ればよかったですね…

入渓点です

うまくやると濡れずに進む事もできるそう

大迫力のモロクボ大滝!

高巻きには残置ロープがありました

少し高度感があり、沢登りに慣れてないと怖いかも

ご褒美の綺麗な釜+ナメ滝

冷たいですがせっかくなので浸かります…!

雰囲気の良い石積堤防

あとは枝沢に入らないように真面目にルーファイします

こっちは水晶沢。知らないと迷い込みそう…

越場ノ沢出合。苔むした卵型の巨岩が目を引きます。

素直に詰めていきます

立木を掴んで瀕死でよじ登りました。

登山道へ合流してからはサクサク駆け足下山♪

常に道標があり、もう迷うことはありません

ついでに下棚(シモンダナ)を見てきました

荒天前にうまく下山できました

今回の沢道具一式

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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