青い空、白い砂…輝く鳳凰三山☆。*゜.★
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2012年09月25日 (火)~2012年09月26日 (水)
- メンバー
- 天候
- 1日目☁2日目☀☀☀
- コースタイム
- 1日目 青木鉱泉(7:00)→ドンドコ沢~白糸滝~五色滝~→鳳凰小屋(13:00)→地蔵岳→鳳凰小屋(15:30)
2日目 鳳凰小屋(7:00)→観音岳(8:30)→薬師岳(9:00)→中道→青木鉱泉(14:00)
- コース状況
- 特に迷いそうな所は無し。所々に岩に赤いペンキでマークがあるので確認しながら進んで下さい。
- 難易度
-
感想コメント
今年の夏は東北に魅せられて、東北の山ばかり登っていた私。
そんな私が、この度南アルプスは鳳凰三山に登ってまいりました!
正直、これまで何故かアルプスにはさほど興味がありませんでした。と、言うのも、私は独立峰が好きだから。
「あの山、登ったーーー!」
と、遠くから見てもどの山か分かりやすくて一目瞭然で、達成感を味わえるというなんとも単純な理由です(笑)
けれど、以前から密かに鳳凰三山には興味がありました。
写真で見ただけだけど、山なのにどうしてこんなに海の様に砂が白いのだろう?
オベリスク、どうしてこんな不思議な造形物が出来たのだろう?
頭の中はハテナでいっぱい。
登山当日。5月の立山研修以来に、テントやらシュラフやらを大型ザックに詰め歩き出しました。
重い…肩に、腰に圧し掛かる荷物。
ハァハァと切れる息…上がらないペース。
こんなにも自分体力が無かったのか!?と、日頃楽チンな日帰り登山ばかりしていた事と、矛盾ではあるが同時に小屋伯ではなくテント泊にした事を後悔する(--;)
「小屋はまだかね~、小屋はまだかね~(´Д`;)」
と、テント場のある鳳凰小屋を汗だくになりながら求め歩く。今回私が歩いたドンドコ沢コースは途中途中に滝を望む事が出来るのですが、そんな余裕がない私は寄り道する事なくとばして進みました(笑)
ようやく鳳凰小屋に到着すると、すぐさま重い荷物を投げ出しテントを設営!
身軽になった所でサブザックに切り替え、オベリスクのある地蔵岳にアタックする☆
先ほどまでとは打って変わって、足取りは軽い。急坂のザレ場なんてなんのその!まるで背中に羽が生えた様だ♪(≧▽≦)
がしかし・山頂に到着するも辺りはガスの中…オベリスクはどこ?(T-T)ガァーン
ガスが晴れる様子は無いので、撃沈したままテント場に戻る。
食事を済ませ、疲れていた事もあってこの日は早々に就寝しました。
翌朝。あまりの寒さで目を覚ます。
気づけば持って来ていた衣類全てを着込んで眠っていた私。後で小屋の人に聞いた話によるとこの日は初霜・初氷だったらしい。どうりで寒いわけだー(><)
しかし空を見上げれば雲一つない青空!こりゃ景色に期待が出来そうだ!(◎ω◎)と、急いでテントやらを撤収し出発の準備を整える。
昨日地蔵岳は登ったのでショートカットで観音岳を目指す☆
稜線に上がると相方の雄叫びが!何事かと振り返るとそこには八ヶ岳と下界に広がる街並みが☆(◎O◎)
更に北岳を始めとした白根三山や仙丈ケ岳、北アルプスや中央アルプスまでもがバッチリ丸見え♪大興奮の私はカメラのシャッターを押す手が止まらない(≧∀≦)
そして昨日見る事の出来なかったオベリスク。私には、羽を休めて鎮座している大きな鳥の様にも見えた。
そこからは気持ちのい~い稜線歩き♪これがアルプスの醍醐味かぁ~等と気持ちを噛みしめながらも、フワフワと夢心地で思わずスキップしながら歩く(*´ω`*)
太陽の光を浴びてキラキラと輝く白い砂。
北岳をバックに頭を出したイルカの様な岩。
山なのに、まるで海にいる様な気分。そこは本当に不思議な世界でした。
下山に選んだ中道は単調でなが~~~い樹林帯が続きました。前日の疲れもあって、駐車場に戻った頃には足がぶるぶるガクガクになっていました(^-^;)
けれど初めての鳳凰三山、とても素晴らしい山行になりました☆。*+★
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