冬の八ケ岳でクライミング合宿!
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2012年12月17日 (月)~2012年12月19日 (水)
- メンバー
- 天候
- 【1日目】晴れ【2日目】晴れのち霧【3日目】晴れ
- コースタイム
- 【1日目】
赤岳山荘駐車場(100)赤岳鉱泉(120)ジョウゴ沢(30)硫黄岳(45)赤岳鉱泉
【2日目】
赤岳鉱泉(30)大同心大滝(180)小同心クラック取付(130)横岳(25)地蔵尾根(25)行者小屋(20)赤岳鉱泉
【3日目】
赤岳鉱泉(55)石尊稜取付(120)石尊峰(20)横岳(15)大同心ルンゼ下降点(20)大同心稜(25)赤岳鉱泉(中山尾根チームと合流、パッキング)(70)赤岳山荘駐車場
- コース状況
- 1週間前と比べ、積雪は平年並みに戻っている。
- 難易度
-
感想コメント
「冬に皆で集まって、どこか登らない?」という話の流れから、社内の同年代のアルパインクライマー6名で冬の八ケ岳で登ってきました。
【12月17日・1日目】
枝中君と一足先に赤岳鉱泉へ入り、準備をしてジョウゴ沢へ。
ジョウゴ沢の大滝は少し細いものの、十分登れる大きさです。
大滝から稜線へ抜けて硫黄岳を経由して下山しました。
【12月18日・2日目】
2日目は6名全員で大同心大滝から小同心クラックの継続登攀へ向かいました。
大同心大滝中段左側のビレイポイントで区切り、上段のヴァーチカルアイスへ。
パンプした腕でアイススクリューをセット。いやー、恐ろしかった。
大同心大滝の抜け口にはしっかりしたビレイポイントがあります。
大同心大滝から上はやや右寄りにルートを取って、小同心クラックの取り付きに回り込み、
下部岩壁を3ピッチで登り、リッジを歩いて横岳直下の岩壁を登って山頂へ。
横岳山頂でサンタクロースとトナカイのかぶり物で記念撮影。
皆、登攀の緊張から解放されたのか、異様にはしゃいでいました。
下降は硫黄岳を回るよりも、地蔵尾根を下降したほうが強風に晒される時間が短く、時間も早いです。
【12月19日・3日目】
最終日は石尊稜チームと中山尾根チームに分かれて行動。
石尊稜を登りながら、中山尾根チームが見えたのでお互いにコールし合い、手を振って合図しました。
石尊稜の下部岩壁は残置支点や細いフィックスロープがあり、どのラインが一番良いのか分かりませんが、下部岩壁右寄りのビレイポイントから左上の立ち木へ抜けました。そこからしばらく雪稜を歩き、上部岩壁を1ピッチこなして、右寄りに歩いて稜線へ抜けました。
そこから硫黄岳方面へ少し歩いて、大同心ルンゼを下降。
落ちると大怪我は免れないので、慎重に下降して、大同心基部から大同心稜を下って赤岳鉱泉へ。
30分程待つと中山尾根チームも帰ってきたので、パッキングして下山しました。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。