雲取山スノートレッキング(日本百名山)/東京都【奥多摩山域】

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2013年01月22日 (火)~2013年01月23日 (水)
メンバー
天候
初日晴れ、2日目お昼過ぎより曇り
コースタイム
■1日目/鴨沢バス停~七ツ石小屋~雲取山避難小屋泊
鴨沢バス停⇒(40分)所畑⇒(120分)堂所⇒(60分)七ツ石小屋⇒(70分)奥多摩小屋⇒(70分)雲取山避難小屋

■2日目/雲取山避難小屋~三條の湯~後山林道~鴨沢バス停
避難小屋⇒(150分)三條の湯⇒(200分)お祭バス停⇒(40分)鴨沢バス停

※歩行時間のみ表記
コース状況
14日の大雪の影響も、登りで使ったコースが南側斜面のためか日当たりのいいポイントでは積雪が少め。
2日目の下山コース三條の湯経由のほうが積雪量は多かった。また、少し登山道の崩落ポイントもあり。
全体を通し所々登山道は凍てついており、6本爪以上のアイゼンでないと危険なポイントもあり、雪山初心者向けのコースですが歩行時間も長く油断は禁物です。
難易度
Google Map

より大きな地図で 雲取山 三條の湯コース を表示
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感想コメント

 東京都の最高峰・雲取山へ雪山を満喫してきました。
当初はテント泊も計画していましたが、「鍋パーティーをしよう!」の甘い誘惑??にて小屋泊に。ただ、少しは冬山らしさも体験しようという事で雲取山荘ではなく避難小屋泊体験に。

 当日は歩き始めこそ小雨でしたが、すぐに晴れてくれ、終始おだやかな天候に恵まれ快適に歩けました。
欲を言えば、もう少し積雪があればより雪山らしさを味わえたのですが、そこはタイミング。樹林帯の中を登っていくコースなんですが、木々の間から除く奥多摩の山々や、七ツ石小屋からの展望などビューポイントもけっこう楽しめます。よく山登りをしない友人から「雪山って雪崩が怖い!」なんて質問をされるのですが、雲取山に関して言えば本当に雪山初心者の人でも楽しめる山だと思います。
 
 今回は三條の湯コースを利用しましたが、山小屋の雰囲気も自分好みで、また訪れる機会があれば温泉ツアーを取り入れてみても良さそうだと感じました。

 奥多摩山域は何回か訪れていますが、毎回ちがった表情を見せてくれる面白さがあり、山の魅力が詰まったところです。ぜひまだ訪れていない方は、季節問わず楽しめる山域だと思います。

フォトギャラリー

スタートは鴨沢バス停より。奥多摩駅よりバス運行ありです。

スタート前、みんなテンション盛り上がってはやくもこの笑顔です。

登山道は凍っていたり…

日当たりのよい場所では溶けていたりもします。

登山も楽しく!

おっ?!近道(こういうのに弱いです)。

しかしそこまで甘くなかった(笑)。これがけっこう急登。

七ツ石小屋さん。

ブナ坂というポイントから視界の聞く広い尾根に出ます。どちらかといえばゆるやかな登り尾根。

途中の一枚。

ヘリポートの近くに建つ奥多摩小屋さん。この先から頂上まで少し急な登りに変わります。

背負ってきた75ℓザック。なぜにここまでザックが大きいかというと???

そう、鍋のためです。

さらに、誕生日スタッフのためにケーキを作りました。

小屋から見た東京・横浜の夜景、贅沢な景色でした。

翌朝の一枚。夜明け前の静寂さが一層引き立つ冬山のこうした表情が大好きです。

夜明け前、太陽にパワーもらえました。

そこまで標高が高くない小屋の中でもケトルの水も凍ります。やはり日本の冬山は寒いですね。

ベタですが富士山を。

下山で立ち寄った三條の湯。宿には天然温泉もあります。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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