奥秩父 笠取山
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2011年01月17日 (月)~2011年01月17日 (月)
- メンバー
- 天候
- コースタイム
- 7:40作場平-8:10一休坂分岐-9:10笠取小屋9:20-9:40雁峠分岐-10:10笠取山10:30-10:50雁峠分岐-11:00笠取小屋-11:10ヤブ沢峠―11:45一休坂分岐-12:00作場平
- コース状況
- 危険個所:特になし。
登山口より約5cmの積雪。表面はザラ目状だが、下は凍っているので要注意。
特に沢を横切る木橋通過時は注意して下さい。
- 難易度
感想コメント
雲一つない快晴の中、風も終始微風で、気持良い山行でした。
今日はアイゼン歩行の練習目的だったため、笠取小屋よりアイゼン装着。雪の下はアイスバーンになっている箇所が多いので、とても快適に高度を稼げました。
雁峠分岐付近に、「小さな分水嶺」という場所があります。
ここは、私たちが生きて行くには欠かせない「水脈」の起点です。
空から降ってきた雨は、この地点を境に多摩川、荒川、富士川それぞれの川の水となります。
わずかな差で、流れる水系が変わるというドラマチックさに感嘆しました。
また、生物が生きて行く上で不可欠な「水」を、水系から大切にしたいですね。
その後の、頂上直下約40分の急登がクライマックス。
まるでスキー場の上級者コースのような傾斜で、また何故か横幅約20m、長さ約200mに渡り木々が生えていないため、展望が抜群です。
息を切らせながら振り返れば、南アルプス、丹沢山系、そして富士山と大パノラマが広がります。
もう少し雪が積もったら、スキー板を担いで登っても面白いかもしれませんね(笑)。
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