台高の秀渓へ・釜ノ公谷~白倉又谷

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投稿者
小山田 隆博
日程
2013年06月06日 (木)~2013年06月07日 (金)
メンバー
小山田隆博(名古屋栄)
天候
曇り
コースタイム
初日
筏場駐車場(40分)釜ノ公谷出合い(3時間)750m二股(1時間)C1:900m位
二日日
C1(2時間10分)三津河落山(1時間)経ヶ岳(3時間半)750m二股(2時間30分)筏場駐車場
コース状況
釜ノ公谷
遡行した沢。出合から2,3の滝が特にいやらしい高巻きを強いられます。その後は美しい森の中を小滝がコンスタントに現れ飽きることなく遡行できます。最後の50m大滝は一見の価値あり。
白倉又沢
下降した沢。上部はガレていますが、中間部から一転して滝が連続します。釜ノ公よりも難しく感じました。ゴルジュあり、大滝ありと手ごわい箇所が多いです。
難易度
Google Map

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感想コメント

今回は初の台高の沢でした。沢の魅力は屈曲点の向こうに何があるのか、ワクワクしながら遡下降すること。今回はそれを十分堪能できました。そして、やっぱり沢は泊まりが面白いです。焚き火にあたりながら一日の遡行を思い出し、夜は焚き火の横でごろ寝する。どっぶり沢に漬かるなら沢中での泊まりをお勧めします。
 今回はもっとすんなりいくかと思いきや下降に意外と時間が掛かってしまいました。予想外のゴルジュや大滝の処理が大変でした。今回遡下降した2つの沢ともとてもきれいな渓相を持っています。アクセスはちょっと遠いですが、お勧めの沢です。

フォトギャラリー

下降した白倉又沢。上部はブタ沢を思わせる渓相も1200位から怒涛の滝ラッシュ。

歩き始めの駐車場。(有料:600円/日)

すぐの分岐。右が白倉又沢。左の小さな道が釜ノ公谷へと続く筏場道。

釜ノ公谷出合い。いきなり巨岩にさえぎられて乗り越えに苦労しました。

釜のある滝が多いのが特徴。見事な渓相です。

積極的にシャワークライミング。

この滝は手がつけられずに高巻きました。

二日目。釜ノ公最大の50m大滝。中間部からは右岸を巻きました。

ガスの三津河落山。視界なし。

経ヶ岳。踏跡はかなり不鮮明なので地図読みに注意が必要です。

白倉又沢下流部3段40m。結構下降に苦労しました。

ゴルジュあり、大滝ありの白倉又沢。

瀑布に負けずに懸垂下降で下ります。

下流部はワンポイントで泳ぎ月様な箇所もありました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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