富士山 御殿場ルート
- 投稿者
-
吉田 精一
立川店
- 日程
- 2013年07月22日 (月)~2013年07月22日 (月)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 曇りのち晴れ
- コースタイム
- 御殿場口新五合目(10分)大石茶屋(70分)大砂走り分岐(180分)日の出館(80分)見晴館(60分)銀名水(30分)見晴館(40分)日の出館(90分)大砂走り分岐(50分)御殿場口新五合目
- コース状況
- 危険個所なし
コースのほとんどに誘導ロープあり
- 難易度
-
感想コメント
めでたく世界文化遺産となった富士山へ。
主な登り口には、4大ルートと呼ばれる河口湖口・富士宮口・須走口、そして今回の御殿場口があります。
御殿場口は、他の登り口がマイカー規制を行う中、唯一規制なし、駐車場は500台の大容量でしかも無料(7月22日は第1駐車場で80%の駐車状況)、東名御殿場ICから30分とアクセスも良好、さらに頂上直下のご来光渋滞がほとんど無いという夢のようなルート。
なのに、一番人気がありません・・・。
理由は明快、長いんです、ルートが。
スタートの五合目が標高1800mとダントツで低く、時間にして所要時間が最短の富士宮ルートに比べ約4時間長くかかります。
さらに、人気が無い→登山者が少ない→山小屋が少ない、という事になり、それに伴いトイレが少ない事が特に女性にとってネックになっているようです。ちなみに7月22日に利用できるトイレは2か所(須走館・赤石八合館・わらじ館は故障中)。・・・致命的な気もしますが良い所もあります。
前述のマイカーでのアプローチの良さ、ご来光までの時間の読みやすさに加え、ダイナミックな富士登山を味わえるのはダントツで御殿場ルート!なんといっても歩行距離の半分近い6合目まで道が一直線!上から見ると笑ってしまうぐらい一直線です。なので最初から頂上がクッキリハッキリ見えています(なかなか近づきませんけど)。
あとは御殿場メインイベントの大砂走り。一歩で3m下るといわれる急斜面の砂利が七合目から約2時間に渡り嫌というほど味わえます。
七合目から上部は他のルートと大差はありませんので、2回目以降の富士登山の方には頂上まで登らず七合目で下りるのもおススメです(所要時間的には七合目まででも他のルートの頂上までの時間と大差ありません)。
何はともあれ、富士山登頂経験のある2回目以降の登山者にはかなりおススメなルートです。
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