【比良の名渓】猪谷で沢登り&シャワークライミング!
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2013年08月06日 (火)~2013年08月06日 (火)
- メンバー
- 天候
- ☁→☀
- コースタイム
- 駐車適地(15)→入渓地点(150)→二股(120)→地蔵峠(180)
→横谷林道合流(60)→国道367号(20)→駐車適地
- コース状況
- 前日の大雨により水量は多。倒木・流木も多く、林道等でもルートの崩壊・落石・小規模な土砂崩れの跡が見られた。
ヒル被害もあり。木々が多いので、首元を気を付けた方がよい。
下山路は横谷峠から横谷の林道に抜ける道は非常に荒れており避けた方が無難。
地蔵峠からの林道の方が歩きやすいと思われる。
- 難易度
-
感想コメント
比良で最も美しいと聞こえた(本で読んだ)比良の名渓『猪谷(シシダニ)』を登ってきました。
京阪神から車で1~2時間・東海方面からだと2~3時間。意外と近いものです。
前日が警報がバンバン出るほどの大雨だったこともあり、初っ端からの撤退も視野に入れつつ行ってみると以外に水流の濁りも少なく、その割に水流も多くてスリリングに楽しめました!
入渓地点と詰め終わりあたりが非常にわかりづらいです。地形図をよく見るか、GPSを準備するのがよいでしょう。
入渓すると(少し早めに入ってしまったので堰堤を一つ越えてから)早速1.5&2mの小滝がお出迎え。さらっと超えるとその先には左右から迫るゴルジュが待ちかまえ、岩間の6m・7m滝でシャワークライミングを楽しむとその先には日の差し込むとても美しい風景が広がっていて・・・と、飽きさせることのない程に見どころの連続した良い沢でした!!
滝は全体的に登攀要素の高いものが多く、水量にもよりますがロープなしだと厳しい場面もありました。今回はほぼすべて直登(城野氏のみすべて完登!)で行きましたが、自信のない方は巻道を利用するか、上からロープをおろしてもらいましょう。
全体的にホールドはがっちりしています。取りつきが核心みたいな滝がほとんどです。
また、ヌメった場面も多いのでフェルトがよさそうでしたが、登攀を要する滝が多い為グリップの良いラバーソールの方がよいでしょう。城野氏が両方を持参して(!)実験していました。
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