丹沢 大山川~気の早い沢始めのつもりがガチ登山!?~
- 投稿者
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大島 幸
横浜西口店
- 日程
- 2014年03月08日 (土)~2014年03月08日 (土)
- メンバー
- 友人:Mさん
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 大山ケーブル(10分)二重滝(滝の通過に55分。30分)大きな倒木のかかる2条8m滝(30分)樋状5m滝(55分)チムニー7m滝(30分)登山道(10分)山頂(35分)16丁目(30分)大山ケーブル
- コース状況
- 二重滝より見張らし方向 雪崩の影響により通行止め
一般登山道:はっきりとしたトレースがあるが軽アイゼンは必要。
大山川:二重の滝を登ると雪渓が山頂直下まで続く。前爪アイゼンとアックス必携。2本あると楽。クラックが多く踏み抜き注意。特に滝のそばは危険。
- 難易度
感想コメント
いつものパートナーと土曜日 朝発で行ける手頃な場所として大山川を登ってきました。
小田急伊勢原駅北口より大山ケーブル行バス(300円)に乗り込み終点的で下車。
バス停すぐの駐車場でMさんと合流。トイレがあるので便利です。
ケーブルカー(往復850円)で上がり広場にある茶屋さくらやさん で腹ごしらえと準備!(* ̄∇ ̄)ノ
茶屋脇から10分程で二重滝にたどり着いたのですが 一番悪い滝左側の下部が雪で埋まっている
Σ(゜Д゜)なん…だと!? 簡単になっているぅ!
Mさんがリードし、上がると先のトラバースが悪い。アイゼンが欲しい。
下から着けてきてと言うのでアイゼンで滝登り!
いや、あの…私、アイゼンで滝は登ったことないのですがー(;´д`)
以外と拾えるホールドが少なく難儀。うーん。足掛かりが取りにくい
合流すると確かにアイゼン無しでは悪いし、ここでは履けないなぁ。
つるべで私がそのまま進行。次の滝でハーケンを打ちセルフを取り確保。
その後は、ザイルは出すことなく進行。
ただ、滝があるとバックりと雪が割れており通過に気を使ったり高巻いたりした。
滝の高さは5m以上のものも多く派手に抜いたり崩壊させると命取り!!なかなかスリリングに楽しめました。
雪は締まり気味で快適。クラックに注意。
斜度がある場所もあるのでダブルアックスで行くと登りやすいです。
二重滝が自力で登れないメンバーがいる場合、何度も確保が必要になり時間が掛かると思います。
最後のハングした滝は左岸から巻き沢を詰め左岸尾根に適当なところで上がると程なくして登山道です。
そここからは高速道路。歩きやすくなり あっという間に山頂に。
下山路もしっかりと踏まれており歩きやすかったですが軽アイゼンは必須です。
下山後、茶屋でお茶しながら装備を解き帰路へつきました。
東京起点沢ルートより
4.2条8m 7mほど埋まっていた。倒木に沿って近づき右から通過。
積雪前に張られたと思われる新しいロープが張ってあった。
5.10m滝 滝の前が大きく開き近づけず。通常、左壁から行くのだがそこも近づけず。
滝手前10mくらいの左岸の溝状から高巻く。やや悪かった。
7.樋状5m 滝上の雪が積もり壁状態に。アックスでしっかりと支持して登る。
9.チムニー状7m 通常通り左岸から巻く。フィックスが岩角に強くテンションが掛かった状態で
振ると切れる可能性もあるので雪が解け緩むまで使わない方が賢明。
詰め.落石に注意しながら適当なところで左岸尾根へ上がる。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。