槍穂高連峰を結ぶ難ルート!!「大キレット」に挑戦!!!

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2013年09月05日 (木)~2013年09月07日 (土)
メンバー
天候
1日目 雨→晴れ 2日目→晴れ 3日目→曇り
コースタイム
1日目 新穂高<120分>白出沢出合<150分>槍平小屋<210分>千丈乗越<90分>槍ヶ岳山荘<25分>槍ヶ岳<20分>槍ヶ岳山荘

2日目 槍ヶ岳山荘<150分>南岳<240分>北穂高岳<130分>涸沢岳<15分>穂高岳山荘<50分>奥穂高岳<25分>穂高岳山荘

3日目 穂高岳山荘<230分>白出沢出合<80分>新穂高
コース状況
大キレットはベストなコンディションの状態じゃないと危険です。(岩が濡れている、雨が降っている、風が強いなどの状態はお勧めできないです)
ちょっとしたミスで事故に繋がるので、慎重に挑戦してください。
荷物も極力軽量化して望むのが良いでしょう。
難易度
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感想コメント

知人と約半年前から夏に槍ヶ岳と穂高岳を結ぶ難路、「大キレット」に挑戦しようと決めており、とうとう挑戦する日を迎えました。

前日は台風の影響で私の住む街付近は大荒れ。
今後はどうなる!!!???

と天気予報、台風情報、天気図などを頻繁にチェックし、私が出した答えは今回は、家でおとなしくしてたほうが良さそう…。

しかし、友人が絶対的に信頼している天気予報によると天気は良さそうという事で、決行することにしました(私は半信半疑でしたが…)。

仕事を終え、雨が降る中、自宅を出発し登山口に到着。(この時点では雨…)

3時に起床。車を叩きつける雨…。

朝食を食べ、仕度を整え、後は登山靴を履いて出発というタイミングで小雨に。

歩き始めの約1時間は小雨でしたが、明るくになるにつれて天気が回復!

槍平小屋に着くころには青空になり、暑く、小屋の日陰で炭酸ジュースを頂くほどに。

さすがに午後になるとガスがかかってきて、途中、小雨もぱらつきましたが、1日目に予定通り槍ヶ岳登頂!!!

目指す3000M峰の7座の1つ目を登頂しました。

夜は満点の星空、翌朝、快晴。

大喰岳山頂でご来光を迎え大キレットに歩を進めます。

中岳、南岳と登頂し、今回の核心部、「大キレット」に挑戦!!!

南岳からそこまで下るか!というくらい岩場を降りていき、今回の核心部分に差し掛かりました。

特に、右側の飛騨側は下を見てはいけない状態でした。

大キレットを超えた後も穂高岳に向かう稜線は楽しませてくれます。

特に涸沢岳の登りは、壁をよじ登っていくような感じで、一緒に行った方は大キレットよりも涸沢岳の登りのほうがお気に入りでした。

最終目的地、奥穂高岳は翌日登る予定でしたが、翌日は午後から天気が良くなさそうという事で、2日目に登りました。

ガスがかかって、見たかった槍ヶ岳からの今日来た稜線をカメラに収めたかったのですが達成感は十分です。

3日目は天気予報通り、午後から雨。

下山して、車に到着した途端、雨が振り出しました。

天気に恵まれ、最高にエキサイティングで充実した3日間でした!!!

フォトギャラリー

憧れの大キレットを前に、何を思う?

新穂高からの道はしばらく林道歩き。

槍平小屋付近から見上げると、明日歩く稜線が。ナナカマドの実が赤く色付いてました。

水辺にはクレソンが。

お世話になる槍ヶ岳山荘に到着。一日で槍ヶ岳まで来るのは大変です。

槍ヶ岳へアタック!!!

夕飯はすき焼き。ガッツリ食べて明日に備えます。

夜、外に出ると満点の星空!人工衛星もいくつか飛んでるのが見えました。明日の天気は良さそうです。

朝はドリップコーヒーを頂きました。格別です。4時出発。

大喰岳から見る槍ヶ岳。槍はどこから見てもカッコイイです!!!

ご来光。最高の一日の幕開けです!

山に来た人しか見れない景色を楽しむ方々。

朝日に染まる今日歩く縦走路。テンション上がります。

南岳まで来ました。目の前に立ちはだかる穂高連峰。

来ました!大キレット!!!ヘルメット装着です!

次から次へと難所を超えていきます。下を見るのはオススメできません。怖かったー。

無事にキレット制覇!!!北穂から槍ヶ岳の写真を撮りたかった。いい写真撮れました。

涸沢岳の登りが、壁をよじ登っていくような感じで楽しませてくれました。

奥穂高岳。3000M峰、7座制覇!!!今年の夏を締めくくる、最高の3日間でした!!!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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